Blog/DCMプロジェクト用Cortex Codeスキル:宣言的インフラストラクチャ管理とAI支援による、開発、テスト、展開
MAY 14, 2026/約1分で読めます

DCMプロジェクト用Cortex Codeスキル:宣言的インフラストラクチャ管理とAI支援による、開発、テスト、展開

Jan Sommerfeld +1

現在パブリックプレビュー中のデータベース変更管理(DCM)プロジェクトを使用して、Snowflakeで宣言的インフラストラクチャ管理が可能になります。そして、Cortex Codeのdcmスキルは、最初のファイルから最初の展開まで、AIのガイド付きワークフローでその機能を利用できます。ユーザーがインフラストラクチャの望ましい状態を記述すると、Cortex Codeが定義の記述を支援します。さらに、DCMスキルがオブジェクトを変更する前にその検証を支援し、DCMが環境全体の展開を処理します。 

大規模なインフラストラクチャの管理は困難

スキーマのドリフトは静かに進行します。ALTER TABLEスクリプトで管理されるテーブル上に構築されたパイプラインは、2人のエンジニアが異なるブランチから同じオブジェクトに触れた瞬間に同期が取れなくなります。開発、ステージング、本番といったマルチ環境への展開では、ロジックを複製し、構成変数の整合性が保たれることを祈るしかありません。そして、何かが壊れた場合、ダウンストリームへの影響は見た目以上に大きくなります。

従来の解決策は、移行スクリプト、重いCI/CDツール、外部状態ストアなど、硬直的なものでした。これらは機能しますが、変更のたびに摩擦が生じます。データエンジニアは、重要な機能を構築するよりも、何が展開されたかを追跡することに多くの時間を費やしています。

DCMプロジェクトは、異なるモデルでこの問題を解決します。変更をスクリプト化する代わりに、DEFINE構文を使用して各オブジェクトの望ましい状態を宣言します。DCMは差分をコンピュートし、実行前に実行計画を表示して、必要なものだけを適用します。 

DCMプロジェクトとDCMスキルで実現すること

DCMプロジェクトには2つのコアコンポーネントがあります。展開ターゲットとJinja2テンプレート変数を定義するmanifest.ymlと、各環境の変数置換を伴うDEFINE <object>構文を使用した標準SQLである1つ以上の定義ファイルです。構造はクリーンで、Gitでバージョン管理され、単一のCLIコマンドで展開可能です。

DCMプロジェクトは、テーブル、ビュー、ダイナミックテーブル、タスク、ウェアハウス、スキーマ、データベース、ロール、権限など、幅広いSnowflakeオブジェクトをサポートしています。サポートされるオブジェクトは定期的に追加されています。プラットフォームチームは、企業全体の標準を定義できます。機能チームは担当部分を管理し、自信を持って展開できます。

Cortex CodeのDCMプロジェクトスキルは、この機能をさらに拡張します。これは、DCMのコンテキスト、構文リファレンス、ワークフローのガードレールをAIに読み込むドメイン固有のスキルです。これにより、Cortex CodeはDCMプロジェクトの宣言的でテンプレート化された構文の使用方法を認識します。また、DCM ANALYZEおよびPLANを使用してユーザーが変更を検証するのを支援する方法を理解し、DCM固有のベストプラクティスに向けてユーザーを導くことができます。

このスキルは、DCM、manifest.yml、snow dcm、DEFINE TABLE、またはいくつかの関連キーワードが入力されるたびに自動的にアクティブ化されます。手動での呼び出しは不要ですが、ユーザーは/dcmを使用してDCMを呼び出すこともできます。

既存のパイプラインの編集、変更のテスト、安全な展開

ここからがワークフローが真価を発揮します。チームが、日次インジェストパイプライン用の一連のダイナミックテーブルとタスクを管理するDCMプロジェクトを展開しているとします。スキーマ変更への対応として、3つのダウンストリームオブジェクトにデータを供給するソーステーブルに新しい列を追加する必要があるケースを想定します。従来のモデルでは、これはダウンストリームオブジェクトに現実的なリスクをもたらす、複数ステップの手動プロセスです。

GitHub Actionsでループ全体を自動化

同じDCMコマンドがCI/CDでも機能します。Snowflake Labs DCMリポジトリは、再利用可能な4つのGitHub Actionsワークフローを提供しています。

  • プッシュ時の接続テスト

  • mainへのプルリクエストごとのsnow dcm planの実行

  • マージ時の本番環境への展開

  • 承認ゲート付きのステージングから本番環境へのプロモーション

これらを導入することで、すべてのスキーマ変更が自動的に同じレビューループを通過します。つまり、PR上でPLAN出力が確認可能になり、DEPLOYには承認ゲートが設定されます。これにより、Snowflakeインフラストラクチャの変更は、アプリケーションコードと同じレビュー規律を適用できるようになります。

今すぐDCMプロジェクトを開始する

現在パブリックプレビュー中のDCMプロジェクトは、簡単にお試しいただけます。ドキュメントをご覧いただくか、Getting Startedの開発者ガイドで実際にご体験ください。/dcmスキルリファレンスを使用するか、自然言語のプロンプトでDCMという用語を使用して、DCMプロジェクトと対話形式でやり取りします。数分で最初のプロジェクトをスキャフォールドし、実行前にレビュー可能なインフラストラクチャ変更のリリースの開始が可能になります。

 

将来の見通しに関する記述

本コンテンツには、将来の製品提供に関するものを含む、将来の見通しに関する記述が含まれていますが、これらは製品の提供を確約するものではありません。実際の成果や提供内容は異なる可能性があり、既知および未知のリスクおよび不確実性の影響を受けます。詳細については、最新の四半期報告書(10-Q)をご覧ください。

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