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アンダーアーマーはどのようにしてクラウドのデータファーストカンパニーとなったのか

アンダーアーマーはどのようにしてクラウドのデータファーストカンパニーとなったのか

アンダーアーマーのエンタープライズデータマネジメント担当バイスプレジデント、Patrick Duroseau氏は、同社の真のデータファーストカンパニーへの移行を監督しました。The Data Cloudポッドキャストの最新エピソードでは、この移行をどのように達成したのか、データファーストであることが同氏にとってどのような意味を持つのか、チームのモチベーションを高め、メンバーの潜在能力を最大限引き出すためになぜ「サーバントリーダーシップ」を好んで実践しているのかについて説明していただきました。

アンダーアーマーのビジョンは、サプライヤー、ディストリビューター、リテーラーのグローバルネットワークを通じて「今まで必要だとも、これなしでは生活できないとも認識されていなかったような、高性能のソリューションで人の心を動かす」ことです。Duroseau氏の説明によれば、パンデミック期間中、アンダーアーマーのグローバルサプライチェーンを円滑に効率良く運営し続けるためには、このネットワークを構成する三者と迅速かつ簡単にデータを共有できることが重要だったとのことです。

アンダーアーマーとSnowflakeとの関係は、7年前にマーケティング部門で始まりました。当時はアンダーアーマーのデータが分散していたためにデータドリブンな意思決定が行えておらず、Duroseau氏曰く「基本的に全員がサイロ化された方法で作業を行っていた」そうです。

しかし、データクラウドを導入したことで、アンダーアーマーは自社データを単一のクラウドベースプラットフォームに一元化することができました。今では複数の部門が「シングル・ソース・オブ・トゥルース(信頼できる唯一の情報源)」を使って業務を行っています。データクラウドに備わっているセキュリティとガバナンス機能のおかげで、社外のパートナーやその他のデータプロバイダーを含めた必要なデータの共有やアクセスも容易になりました。

Duroseau氏は自身の主な役割をデータエバンジェリストだと考えています。そのミッションは、それぞれの部門が共有データプラットフォームを利用することのメリットを理解し、あらゆる判断にデータファーストを取り入れるよう、アンダーアーマー社全体での認知度とデータリテラシーを高めることです。「これこそが自分の目的であり役割です。ビットやバイトがどうこうの話ではないのです」と、Duroseau氏は語っています。

Duroseau氏は、データドリブン型企業であるためには、データそのもの、データのガバナンス、データとの関わりという3つの柱があると指摘しています。3本目の柱は重要あるにもかかわらず、どの企業もそれについては十分な検討が行われていないとDuroseau氏は言います。「この3つすべてに取り組むこと。私にとってはそれが真にデータドリブンであることの定義です。」

また、Duroseau氏は、なぜ「サーバントリーダーシップ」がチームの管理と成功に向けた最も有効な手段だと考えているのかについても話してくれました。共感を持って指揮を執ることが、チームを巻き込み、他のリーダーの成長と潜在能力の発揮を促すには最も効果的な方法だということです。

Deroseau氏は今後、ユーザーの技術的専門知識に左右されず、誰でも高度な分析をすぐ利用できる時代が来ると考えています。自然言語処理などの技術をAIや自動化と組み合わせることで、CEOはデータサイエンティストやデータアナリストを雇うことなく、自社のビジネス予測に関する質問を尋ねたりほぼ即座にその回答を得たりすることができるようになるでしょう。「これこそ次世代の成熟度だと言えるでしょう」とDeroseau氏は語りました。

The Data Cloudは、数々の受領歴を誇る作家兼ジャーナリストのSteve Hamm氏がホストを務めるポッドキャストです。各エピソードでは、Hamm氏がデータリーダーと対談し、ビジネスの成長やイノベーションの促進、業界の変革に向けたデータの管理、共有、分析のために、どのようにクラウドを活用しているかについて聞き出しています。他のエピソードもお聞きになりたい方は、こちらからどうぞ。

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