2023年の最終月に、SnowflakeはSnowflake Cortex関数、Snowpark ML、コスト管理などの機能をリリースしました。12月に発表された内容の詳細は、こちらでご確認いただけます。 

Snowparkの機能強化 

SnowparkコンテナサービスによるGPU搭載コンピュート – 一部のAWSリージョンでのパブリックプレビュー 

Snowparkコンテナサービスは、大規模言語モデル(LLM)でもフルスタックアプリでも、Snowflakeからデータを移動することなく、コンテナ化されたコードの展開、管理、スケーリングを可能にするフルマネージド型コンテナサービスです。機能とリージョンの可用性の詳細については、こちらをご覧ください。

Snowpark MLモデリングAPIによる特徴量エンジニアリング、前処理、モデルトレーニング – 一般提供

Snowpark MLモデリングAPIにより、データをSnowflakeの外部に移動することなく、特徴量エンジニアリングやモデルトレーニングにscikit-learnやXGBoostなどの一般的なPython MLフレームワークを使用できるようになります。詳細については、こちらをご確認ください。

分散型ハイパーパラメータチューニングによるMLモデルトレーニング – パブリックプレビュー

Snowpark MLは、scikit-learnのGridSearchCVとRandomSearchCVを使用するハイパーパラメーターの分散実行の最適化も実現し、シングルノードとマルチノードの両方のウェアハウスでモデル開発を加速させます。詳細については、こちらをご確認ください。 

高度なアナリティクス

Snowflake Cortex MLベース関数による予測と異常検知 – 一般提供

Snowflakeは、すべてのデータチームにAIと機械学習を民主化するというミッションに取り組んでいます。Snowflake SQLのすべてのユーザーが、Snowflake Cortex Forecasting機能とAnomaly Detection機能を使用して、時系列予測を生成し、データ内の異常値を検出できるようになりました。これらのシンプルなSQLコマンドは、Snowflakeのエンジンの伸縮性とニアゼロオペレーションにより、内部のMLによって駆動されます。MLの専門知識は必要ありません。詳細については、こちらをご確認ください。 

コスト管理

直感的なUIでアカウントレベルの費用と使用量のメトリクスを取得 – パブリックプレビュー

顧客は、コスト管理インターフェイスと呼ばれるSnowsight内の一元化された単一のロケーションに移動し、ワークロードのコストと価格対性能比のメトリクスを可視化できます。コスト管理インターフェイスの一部として、アカウント概要は、最もコストのかかるクエリなどのアカウントレベルの支出および使用状況のメトリックを管理者に提供します。また、メトリックをより深く掘り下げることもできます。さらに、Snowflakeクレジットの有効価値が時間の経過とともにどのように変化するかを示します。詳細については、こちらをご確認ください。 

開発者エクスペリエンス

Snowflake Python API – パブリックプレビュー

Snowflake Python APIは、PythonとSnowflakeワークロードをシームレスに接続する統合ライブラリです。データエンジニアリング、機械学習、アプリケーションワークロードにわたってSnowflakeのコアリソースとやり取りするための包括的なAPIを提供します。

今回のリリースにより、Python APIの機能が拡張され、タスク/DAG、Snowparkコンテナサービス、ウェアハウス、データベース、テーブル、スキーマが含まれるようになりました。

Snowparkクライアントは、データプロフェッショナルがPython内で使い慣れたDataFrameコンストラクトを活用できるようにしますが、追加の依存関係の管理やSQLでのデータベースオブジェクトのスクリプティングは依然として必要となります。このギャップを埋めるのがSnowflake Python APIです。これにより、Python API全体が統合され、開発者に真にファーストクラスのエンドツーエンドのPythonエクスペリエンスが提供されます。詳細については、こちらをご確認ください。 

Snowflakeマーケットプレイス

Snowflakeのお客様は、Snowflakeマーケットプレイスを利用して、2,300件以上の最新かつクエリ可能なサードパーティのライブデータセット、データサービス、Snowflakeネイティブアプリケーションに1か所からアクセスできます(2023年10月31日時点)。12月に新規リスティングを投稿したプロバイダーは以下のとおりです。

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​将来の見通しに関する記述について

このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、(i)Snowflakeの事業戦略、(ii)開発中または一般に提供されていないSnowflakeの製品、サービス、テクノロジー、(iii)市場の拡大、トレンド、競争状況に関する考察、(iv)Snowflake製品とサードパーティプラットフォームの統合およびサードパーティプラットフォーム上でのSnowflake製品の相互運用性と可用性についての言及など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、さまざまなリスク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflakeが証券取引委員会に提出するフォーム10-Qの四半期報告書およびフォーム10-Kの年次報告書の「リスク要因」に記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。これらのリスク、不確実性、前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。そのため、将来の見通しに関するいかなる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。 

© 2024 Snowflake Inc.All rights reserved.Snowflake、Snowflakeのロゴ、および本書に記載されているその他すべてのSnowflakeの製品、機能、サービス名は、米国およびその他の国におけるSnowflake Inc.の登録商標または商標です。本書で言及または使用されているその他すべてのブランド名またはロゴは、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標である可能性があります。Snowflake may not be associated with, or be sponsored or endorsed by, any such holder(s).