AIデータクラウド アーキテクチャ
Snowflakeデータクラウドは、レガシーテクノロジーに限定されないクラウドネイティブなアーキテクチャ上に構築されています。Snowflakeのアーキテクチャは、パブリッククラウドやリージョンの垣根を越えてシームレスにさまざまなワークロードを可能にし、ほぼ無制限の量と種類のデータを低レイテンシーで処理できます。ここでは、ユーザーが簡単にコラボレーションできるデータクラウドのアーキテクチャについて説明します。
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クラウド型アーキテクチャ
Snowflakeデータクラウドは、多様なユーザー、データ、アプリケーション、ワークロードを統合するクラウド専用です。Snowflake独自のアーキテクチャには多くのメリットがあります。
最適化されたストレージ
構造化、半構造化、非構造化データをサポートしているため、組織はすべてのデータをほぼ無限の規模で保存できます。
業界をリードするセキュリティおよびガバナンス機能
Snowflake Horizon (プレビュー提供中)は、データクラウドに統合されたコンプライアンス、セキュリティ、プライバシー、相互運用性、アクセス機能セットにより、極めて機密性の高いデータやアプリを安全に保護します。
リージョンやクラウドをまたいだシームレスな運用
Snowgrid(Snowflakeのクロスクラウドテクノロジーレイヤー)は、リージョンおよびクラウドで事業のエコシステムを相互接続します。Snowgridを使用することで、地理的に分散したチームがより効率的にコラボレーションを行い、ガバナンスを簡素化して規制コンプライアンスをサポートし、データ、パイプライン、アカウントを簡単に複製して事業継続性を高めることができます。
より安全でレジリエントなインフラストラクチャー
Snowflakeのクラウドアーキテクチャは、コンピューティングレイヤー、ストレージレイヤー、サービスレイヤーを分離し、優れたデータ保護と優れたサービスレジリエンスを提供します。
伸縮性のあるマルチクラスターコンピュート
ほぼ無限のコンピューティングリソースをオンデマンドで利用可能。単一のエンジンで同時実行の問題を排除し、使用量に基づいて自動的にスケールアップ/スケールダウンし、同時実行のユーザー、データ量、ワークロードに対応します。Python、SQL、Java、Scalaをサポートしています。
ビジネスデータにAIの力を
Snowflake Cortex (プレビュー提供中)により、ユーザーは迅速かつ安全にデータを分析し、AIアプリケーションを構築できます。このインテリジェントなフルマネージド型のサービスは、業界をリードする大規模言語モデルとベクトル関数(現在プライベートプレビュー中)をサポートしています。

Snowflakeデータクラウド:従来のデータアーキテクチャ
データクラウドの背後にあるデータアーキテクチャは、従来のデータプラットフォームをサポートするものとは大きく異なります。データクラウドがもたらすメリットをいくつかご紹介します。
最新のアプリとの強い互換性
多くの組織では、データアナリティクスとデータサイエンスアプリが中心となっており、それらをサポートするリソースのプロビジョニングが優先されています。また、AIや機械学習のユースケースにより、従来のプラットフォームでは効果的に対処できないような新たな要求も生じています。これに対し、データクラウドは、非常に負荷の高いデータワークロードのリソース要件を満たすためにゼロから構築されています。
オンデマンドで拡張可能
使用量がピークに達する時期に需要が急増すると、リソース競合の問題が発生し、一部のユーザーが利用を止めてしまいます。その結果、生産性が低下し、データに基づいたインサイトを迅速かつ効率的に抽出できなくなります。Snowflakeのデータクラウドは、急増に対応するために自動的に拡張され、必要なときに必要な場所でこれらのリソースにアクセスできます。自動リソーススケーリングにより、性能に影響を与えることなく、ほぼ無限の数のユーザーがワークロードを同時実行できます。
コストとパフォーマンスの最適化
フルマネージドサービス
従来のデータアーキテクチャでは、ソフトウェアやハードウェアのアップデートなどの継続的なメンテナンスが必要です。Snowflakeデータクラウドは、管理作業をほとんど必要としないフルマネージド型のエンタープライズデータソリューションです。
1つのクラウドでの標準化
主要なパブリッククラウドやリージョンにまたがって事業を展開している組織では、一貫した均一なエクスペリエンスを維持することは困難です。



Snowflakeデータクラウドは、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどの主要なパブリッククラウドにまたがり、北米、南米、欧州、中東、アジア太平洋地域などの地理的地域にまたがっています。共有メタデータレイヤーは、リージョンやクラウド間でのデータとワークロードのシームレスな転送を促進するため、ユーザーはリージョンやクラウドプロバイダーをまたいで一貫して実行されるデータクラウドワークロードを一貫した方法で体験できます。
データとワークロードを Snowflakeと連携
クラウドサービスとデータを調和させた単一のプラットフォームで組織を強化。Snowflakeデータクラウドはワークロードとデータを統合し、データドリブンなイノベーションと成長を妨げるサイロとマルチクラウドの複雑さを解消します。