スノーフレイク、日本の「Data Drivers Awards」の受賞者を発表 データ・コラボレーションの未来を再構築するリーダーを表彰

世界のデータ活用の先駆者として、NTTドコモがData Drivers Awardを受賞

データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)は、本日、第4回「Data Drivers Awards for APJ」の受賞者および、第2回「Data Drivers Awards for Japan」の発表しました。これは、組織をリードし、業界全体でデータクラウドによる可能性を再想定するスノーフレイクの顧客を表彰する最高レベルのデータ賞です。

 

今年のData Drivers Awards受賞者は、NTT ドコモを含むAPJ組織のデータリーダーで構成されています。Snowflakeの年次Data Drivers Awardsのファイナリストと受賞者は、Snowflake Data Cloudを利用して革新、成長、顧客満足を実現しているトップレベルの個人と組織を代表しています。受賞者は、本日東京で開催されたData Cloud World Tourで表彰されました。

 

スノーフレイク社 APJプレジデント 兼 会長執行役員のジョン・ロバートソンは次のように述べています。

「スノーフレイクのお客様は、データでできることの限界を押し広げ続け、データクラウド全体でインパクトを与える新しい方法を解き放っています。今年の受賞者は、これまで見てきた中で最も革新的なデータリーダーであり、データクラウドにおける新たな構築とコラボレーションの方法を開拓しています。」

 

各賞の受賞者は以下の通りです。

 

株式会社NTTドコモ(所在地:東京都千代田区)

受賞部門:2022 APJ および Japan Data Driver of the Year award 

受賞理由

国内最大手の通信事業者であるNTTドコモは、デジタル トランスフォーメーション(DX) の推進とデータドリブン文化の強化を目的に、約8,900万件の顧客情報や関連取引データを蓄積する「dポイント会員」事業を推進する同社の大規模プラットフォームの中核技術として、Snowflakeを採用しています。NTTドコモは、利便性と安全性を兼ね備えたデータ活用基盤を迅速に構築し、通信事業者としての使命をデータガバナンスの観点から達成したことが高く評価され「Data Driver of the Year」を受賞いたしました。 また、約2年にもわたるデータ基盤の開発・運用経験をもとに、Snowflakeの機能優位性とそのビジネス価値を外部にアピールし、他社に新たな知見と洞察を提供したことも評価されました。

 

最上位である「Data Driver of the Year」は、データドリブンの意味を完全に体現している企業を表彰します。受賞者は、クラウドデータアナリティクス戦略を適切に実行することで、どのようにイノベーションが促進され、ビジネスアジリティが高まり、市場投入までの時間が短縮され、カスタマーエクスペリエンスが強化されるかを示す事例として扱われることになります。

 

日産自動車株式会社(所在地:神奈川県横浜市)

受賞部門:APJ および Japan  Data Hero of the Year

日産自動車 グローバルIS/IT部門 エンタープライズデータサービス部 主管 馬場昭典  氏

 

受賞理由

馬場氏は、日産自動車の中期部門計画「Nissan Digital Next」の活動の一つであるプロジェクト「 x360 / Nissan.DATA」のリーダーとして、データウェアハウスソリューションにSnowflakeを採用しました。Enterprise Data as a Serviceを実現・提供するためのチーム改革や社内体制の構築だけでなく、アーキテクチャガバナンスやデータ収集・整備・活用に至るまで、本プロジェクト推進のキーパーソンとして貢献されました。さらに、馬場氏はSnowflakeのさまざまなイベントにもご登壇いただき、今回の成功体験をより多くの方々と共有し、データ活用を社内外問わず広めた実績を高く評価されました。

 

「Data Hero of the Year」は、自社にデータクラウドを導入した先駆的な技術者(個人)を表彰します。

 

中外製薬株式会社(所在地:東京都中央区)

受賞部門:APJ および Japan  Data Executive of the Year

上席執行役員 デジタルトランスフォーメーション統括 

デジタルトランスフォーメーションユニット長 志済聡子氏

受賞理由

中外製薬は、真に活用できる全社的なデータ基盤の構築としてSnowflakeを活用し、DXを強力に推進したことが高く評価されました。また志済氏は、Snowflakeをシステムの中核として採用し同社のDXを強力に推進した成功体験を、さまざまなメディアを通じてより多くの方と共有いただきデータ活用を社内外問わず広めた実績を高く評価されました。

 

「Data Executive of the Year」は、戦略リーダーとして重要な役割(CTO,CIO,VPなど)を担い、組織内にクラウドデータアナリティクスを導入し、業界内で新境地を切り開いている個人を表彰します。

 

ノバセル株式会社(所在地:東京都品川区) 

受賞部門:APJ および Japan POWERED BY AWARDS

受賞理由

ノバセルは全国のCMデータを収集し可視化・比較するサービス「ノバセルアナリティクス」において、高成長を支えるべくデータ基盤の拡張、安定化が必要になりました。そこで、Snowflakeを基盤として採用することで、専門のデータエンジニアを置かず、データパイプラインをデータクラウド上に構築し、開発期間約2ヶ月ですべての課題を解決した基盤をリリースしました。複数のクライアントが同時にデータクラウドにアクセスしても、ワークロードが競合せずパーフォマンスが維持されるだけでなく、必要な時に必要なデータを取得でき、データドリブンで適切な意思決定プロセスを実現しました。さらにパートナー企業とSnowflakeのデータシェアリングによってデータを連携したことで、開発期間が短縮され、いつでも最新のデータの提供を可能にしました。

 

「POWERED BY AWARDS」は、Snowflakeを利用して最も革新的なデータドリブンアプリケーションを開発している企業を表彰します。

 

Tangerine 株式会社(所在地:東京都港区)

受賞部門:COLLABORATION

受賞理由

Tangerineは、小売業向けの分析ソリューション「Store360」を開発し、各企業が持つ来店人数/POS/行動履歴データ等のファーストパーティ データと簡単に接続し、価値あるデータを分析し、ご提供しております。「Store360」は、店舗の来客データ(オフラインデータ)の収集に長けており、外部データと連携することにより、明確な可視性と深いインサイトを得ることができます。

 

「COLLABORATION」は、管理されたデータをお客様やビジネスパートナーと簡単かつ安全に共有して収益化することにより、データを戦略的な事業資産として活用し、自社の事業に変革を起こしている企業を表彰します。

 

INSIGHT LAB株式会社(所在地:東京都新宿区) 

受賞部門:DATA FOR GOOD

受賞理由

INSIGHT LABは、新潟県のオープンデータを加工してSnowflake マーケットプレイスに公開し、データの利活用を推進しています。INSIGHT LABのデータは、データサイエンティストが分析前のデータ処理に要する時間を短縮するために大きく貢献しています。

これは、公立大学と共同研究している地域活性化プロジェクトであり、地方創生は、日本政府が将来像として策定した「Society 5.0ビジョン」にも盛り込まれている重要な要素です。

 

「DATA FOR GOOD」は、データアナリティクスを利用して世界中の生物や環境の保全、発展、改善を支援したり、社会課題の改善を促進したりする企業を表彰します。

 

(参考:2021年受賞者はこちらです)

 

スノーフレイクについて

Snowflakeは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2022年7月31日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち510社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

 

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