
マーケティングチームのAIと機械学習の使用が15.5%増加
2023年9月14日 (米国時間)- データクラウドを提供するSnowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、調査レポート「Modern Marketing Data Stack 2023:How Data-Forward Marketers Are Redefining Strategies to Unify, Analyze, and Activate Data to Boost Revenue」を発表しました。この調査により、8,100社の顧客から得たSnowflakeプラットフォームデータによりマーケティングチームのマーケティングデータスタック構築についての詳細が明らかになりました。
データに基づいた本レポートは、Snowflakeの顧客が使用しているベストオブブリードのソリューションを明らかにし、マーケターがSnowflakeデータクラウドおよび付随するパートナーソリューション(うち40以上はPowered by Snowflake)を活用して、ロイヤルカスタマーの効果的な特定、コンバージョン、差別化されたエクスペリエンスの提供をどのように実現しているかについて説明しています。
Snowflakeは、2023年4月の時点で約8,100社を数える顧客の使用パターンを分析することにより、組織がマーケティングデータスタックを構築する際に考慮する10のテクノロジーカテゴリーを特定しました。この広範な調査では、急速に変化するエコシステムから顧客がどのようにソリューションを採用しているかが示されています。また、広告技術とマーケティング技術の融合、プライバシー強化技術の重要性の高まり、キャンペーンのROIを最大化する手段に対するマーケターの関心の増加についても重点が置かれています。
本レポートで詳説している10のカテゴリーは、アナリティクスとデータキャプチャ、エンリッチメント、IDとオンボーディング、カスタマーデータのアクティベーション、広告プラットフォーム、効果測定とアトリビューション、統合とモデリング、ビジネスインテリジェンス、AIと機械学習、プライバシー強化技術です。
Snowflakeの最高マーケティング責任者(CMO)であるDenise Perssonは次のように述べています。
「マーケターにとって、今はマクロ経済の圧力や予算削減の動きが強まる中でナビゲートしていかなければならない難しい状況ですが、実は刺激に満ちた時期でもあるのです。テクノロジーイノベーションの急速な進歩と、AIや大規模言語モデル(LLM)が近い将来にもたらす影響によって、マーケティングチームの革新、自動化、生産性向上の機会が生まれるからです。また、本レポートでは、マーケターにとって最適なツールとソリューションについて詳しく説明しています。この情報を活用することで、チームは能力を存分に発揮して業務を遂行し、素晴らしい成果につなげられるはずです」
Snowflakeは、10のカテゴリーに関してリーダーと評価されている企業にエンゲージしている顧客のデータから、マーケティングトレンドを分析しました。主要な調査結果は、以下のとおりです。
- 最も成長の速い3つのカテゴリー(顧客数の前年比)
- * 効果測定とアトリビューション(29.2%成長)
- * カスタマーデータのアクティベーション(27.6%成長)
- * アナリティクスとデータキャプチャ(27.4%成長)
- マーケターは、引き続きモダンマーケティングデータスタックを増強している。本レポートのカテゴリーで挙げられたプロバイダーでは、Snowflakeデータクラウドの顧客数は前年比で10%台前半から30%近くまでの範囲で累積的に増加した
- AIと機械学習を支援するSnowflakeデータクラウドのツールまたはプラットフォームの採用は、前年比15.5%増加した。マーケターはLLMと生成AIが業務に与える潜在的な影響を探り始めている
- Snowflakeにおけるデータクリーンルームとの関わりの数は、2022年4月4日から2023年4月3日までの期間で7倍まで増加した。プライバシーに対してマーケターの関心が集まっている
レポート全文と手法(英文)については、こちらからご覧いただけます。
本報道資料は、米国Snowflakeが2023年9月14日(現地時間)に発表した内容の抄訳です。
資料の内容および解釈については、英語が優先されます。英語版はこちらをご参照下さい。
Snowflakeについて
Snowflakeは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界の何千社もの企業(2023年7月31日時点で、2023年Forbes Global 2000社(G2K)のうち639社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています詳しくは、snowflake.comをご覧ください。
<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
PR担当 山中
[email protected]