大手EC企業の成長を支えるEngagement Data Platformを提供するスプリームシステム、SnowflakeのデータクラウドでSaaS版の提供を開始

レスポンス速度と管理工数省力化の二つの観点でSnowflakeを採用

データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)は、スプリームシステム株式会社(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長兼CEO:渡部 知博、以下スプリームシステム)が、同社のSaaS版のデータプラットフォームとしてSnowflakeを採用したことを発表しました。

スプリームシステムは、国内の大手EC企業にEngagement Data Platform (EDP)を提供しています。マーケティングオートメーション(MA)機能を持つEDP「aimstar」を主力製品として提供するスプリームシステムは、2022年春、aimstar新サービスのSaaS提供を開始しました。大量の会員数や、膨大なトランザクションデータ、Webアクセスデータを管理するaimstarでは、大量データのより高速な集計と抽出、よりクイックなアクション実行は常に大きな課題でした。新サービスの提供開始にあたり同社が直面したのが、EDPの重要な機能である大量データの集計、抽出に基づくアクションの一層の迅速化とデータベース(DB)の管理工数の削減という二つの課題でした。

そこでSnowflakeを採用した結果、aimstarの運用にかかるレスポンス時間を約50〜60%短縮することができました。クラウド化により物理環境の構築が不要になるだけではなく、Snowflakeのニアゼロ管理は、他社製品では必須となるスケールアウトやチューニングを最小限まで減らすことができるため、エンジニアリソースの配置の最適化も実現しました。さらにオンプレミスからSnowflakeへのトランザクションデータが数億件に及ぶDBの移行に要した時間は、わずか数十分で大規模DBのスムーズな移行も実現しました。

スプリームシステムでは、Snowflakeマーケットプレイスを介した多様なデータ活用にも注目しています。サードパーティーデータにシームレスにアクセスしてオーディエンスデータを拡充、セグメントを深化させ、高度にパーソナライズされたエンゲージメントをお客様に提供できるようになります。スノーフレイクは、今後も同社の取り組みを支援してまいります。

 

スノーフレイクについて

Snowflakeは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2022年10月31日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち543社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳細については、snowflake.comをご覧ください。

<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
PR担当 山中
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