スノーフレイク、Python をサポートしてデータサイエンスの未来を構築 スノーフレイクの開発者向けフレームワーク Snowpark のネイティブサポートで生産性を大幅に向上し、ガバナンス、セキュリティ、パフォーマンス強化を実現

※本報道資料は米国スノーフレイク社が 11 月 16 日に発表したプレスリリースの抄訳です。 

2021 年 11 月 17 日 

スノーフレイク 

スノーフレイク、Python をサポートしてデータサイエンスの未来を構築 

スノーフレイクの開発者向けフレームワーク Snowpark のネイティブサポートで生産性を大幅に向上し、 ガバナンス、セキュリティ、パフォーマンス強化を実現 

データクラウドを提供するスノーフレイク(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、同社の SNOWDAY イベントにおいて、データサイエンティスト、データエンジニア、アプリケーション開発者が、今、 最も急速に拡大しているプログラミング言語である Python を使用できるようになったことを発表しました。 スノーフレイクの開発者向けフレームワークである Snowpark の一部として、Python が Snowflake に ネイティブに組み込まれます。この Snowpark for Python によって、開発者はそれぞれ好みの言語で 簡単にデータのコラボレーションが可能になると同時に、Snowflake のプラットフォームのセキュリティやガバ ナンス、エラスティック(伸縮性のある)なパフォーマンスを活用して、最適化された拡張性の高いパイプライ ンやアプリケーション、機械学習のワークフローを構築することができます。Snowpark for Python は現 在、プライベートプレビュー版を提供中です。 

開発者は、データを扱う際に柔軟性が高く管理作業やメンテナンスに手間がかからず、必要なデータにす ぐにアクセスできるよりシンプルな環境を求めています。Snowpark は、プログラミング言語の選択を Snowflake のデータにもたらします。開発者は、Snowpark で Snowflake エンジンのスケールやパフォ ーマンスを最大限に引き出すことができ、使いやすい Snowflake プラットフォームに組み込まれているガバ ナンスやセキュリティコントロールを活用できます。今回、Java や Scala に加えて Snowpark が Python をサポートすることで、あらゆるユーザーが同じデータに対して異なる言語で 1 つの処理エンジンにより共同 で作業を行えるようになり、データをコピーしたり移動したりする必要がなくなります。 

Anaconda とのパートナーシップによって、Snowflake のユーザーは最も人気のあるエコシステムの1つで ある Python のオープンソースライブラリにシームレスにアクセスできるようになり、手作業でのインストールや パッケージの依存関係の管理が不要になります。この統合によって Python 開発者は生産性を大幅に高 めることができます。Snowflake が新たに開始した Snowpark Accelerated プログラムも、事前に構 築された多数のパートナー機能や統合機能に Snowflake のアカウントから直接アクセスできるように、ユ ーザーをサポートします。 

Snowpark for Python はデータチームに以下のようなメリットをもたらします:

  •  慣れ親しんだ Python の構文とオープンソースライブラリの活発なエコシステムを利用して、データ をそのままの場所で検索したり処理したりすることができ、イノベーションのペースを加速できます。 
  • 統合された Python パッケージ依存性マネージャーにより、壊れた Python 環境の対応にかかる 時間を排除し、開発期間を最大限に有効活用できます。 
  • すべてのコードを安全性の高いサンドボックスで実行することで、データが野放しにコピーされること をなくし、運用における信頼性やセキュリティを向上します。

世界中の患者の新たなニーズに応えるソリューションを提供するヘルスケア業界の多国籍企業である Novartis 社は、アナリストやデータサイエンティストのグローバルチームがデータの準備時間を短縮し、モデ ル構築や分析の実行をセルフサービスで行えるようにできる強力なデータプラットフォームを提供する方法 を求めていました。 

Novartis のデジタルプラットフォーム&プロダクトデリバリー部門のグローバルヘッド、Loic Giraud 氏は次 のように述べています。「Novartis のミッションは、医療を見直し、人々により充実した健やかな暮らしを提 供することであり、現在そのために、データやデータサイエンスを中核に据えた変革を続けてデジタル技術を 活用していく必要があります。データを重視した先進的なライフサイエンス組織として、Snowflake のデー タクラウドの持つ柔軟性と拡張性によって、データの解釈とインサイトの生成を通じた知識ペースを加速さ せることができ、より集中力を高めてビジネスのスピードアップを実現することができます。利用可能なあらゆ るデータを集約することで、最終的に従業員や患者、ヘルスケアプロバイダーにより大きな価値が提供でき るようになり、データサイエンスにおけるイノベーションがこの目標の実現を助けてくれます」 

Snowflake の製品担当シニアバイスプレジデント、Christian Kleinerman は次のように述べています。 「Snowflake は長年に渡って、パイプラインの構築や機械学習ワークフローのビルディングブロックを提供し てきており、Snowpark の導入によってデータクラウドの可能性が飛躍的に拡がりました。Java や Scala 向けと同様に、Snowpark for Python も初めから Snowflake のエンジンに組み込まれるため、ユーザ ーは Snowflake と同じセキュリティやガバナンス、管理性のメリットを享受できます。当社は引き続き、世 界中のデータを結集することにフォーカスしており、Python によって Snowflake でのデータプログラミング の選択肢がさらに拡がると同時に、データアーキテクチャが効率化されます」 

関連情報: 

  • こちらで Snowflake の SNOWDAY イベント の参加登録が行えます。SNOWDAY イベント では基調講演、エキスパートによるディープダイブ、カスタマーセッションを通じて、データクラウドにお ける最新動向を学ぶことができます。 
  • Snowpark によって加速したパートナー がデータサイエンス、データエンジニアリング、データガバ ナンス、セキュリティの分野でデータをどのように民主化しているか、詳細についてはこちらをご覧く ださい。
  • LinkedIn および Twitter をフォローすると、Snowflake の最新の発表やニュースが入手して いただけます。

将来の見通しに関する記述について 

このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、Snowpark for Python の提供に関する記述を含め て、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見 通しに関する記述は、さまざまなリ スク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflake が証券 取引委員会に提出した 2021  年 7 月 31 日を期末とする会計四半期に関する Forum 10-Q(四 半期レポート)内の「リスク要 因」などのセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。 これらのリスク、不確実性、 前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示され ている結果と比較して、実 際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。 そのため、 将来の見通しに関するいか なる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。 

スノーフレイクについて: 

Snowflake は、Snowflake のデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにし ます。お客様には、データクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを発見してセキュアに共 有し、多様な分析ワークロードを実行していただけます。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、 Snowflake は複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千もの お客様(2021 年 7 月 31 日時点で、2021 年 Fortune 500 社のうちの 212 社を含む)が、 Snowflake データクラウドを自社のビジネスの向上のために活用しています。詳しくは snowflake.com をご覧ください。

 

<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
マーケティング本部 中島悠希 [email protected]

以上