
スマートシティ開発やMaaS向けに人流データを公開
データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)は本日、ジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:杉原 博茂、以下「ジオテクノロジーズ」)が提供する「自動車通行量データ」、「渋滞統計データ」、「滞在人口メッシュ」の人流データをSnowflake マーケットプレイス上で公開したことを発表しました。
日本政府は、地域の社会課題を解決するため「デジタル田園都市国家構想」を推進し、便利で快適に暮らせる社会を目指しています。スマートシティやMaaS(Mobility as a Service)の取り組みにおいて「移動効率」や「観光推進」など個別のプロジェクトにとどまらず地域や地域間で連携するにはデータの活用が不可欠です。例えば「滞在人口メッシュデータ」は、オンデマンドバスのような旅客サービスの需要予測に活用されたり、「渋滞統計データ」は、到着予測の精度向上に活用されます。このようなデータは、スマートシティやMaaS を実装する上で、収益予測やサービス品質を高めることが期待されています。
ジオテクノロジーズは、こうした変化し続けるモビリティ社会に対し、位置情報技術やコンテンツで社会課題を解決するオートモーティブビジネス、地図API/SDKや地図データベース等により多様なシステムに広く利用可能なGISビジネス、多様なプロモーションやリサーチの実現、物流システムの課題解決など、地図と人流データを活用したソリューションを提供しています。そして今回、「Snowflake マーケットプレイス」に、ジオテクノロジーズの人流データを提供することで、スマートシティやMaaSの取り組みで求められる高度な分析をデータで支援します。
ジオテクノロジーズがSnowflakeマーケットプレイスと連携させるデータ
Snowflakeマーケットプレイスでは、以下の3つのデータをサンプルとして無償で提供します。別途お問い合わせにより、有償で購入希望地域データの完全版を提供いたします。提供データの種類は順次拡張して参ります。
- 自動車通行量データ(2022年10月の月曜日と日曜日)
- 渋滞統計データ(2022年7月16日〜8月31日 の月曜日、日曜日、祝日)
- メッシュ滞在人口メッシュデータ(2022 年 10 月の月曜日と日曜日)
いずれも提供エリアは、東京豊洲エリア、静岡県浜松エリアの2箇所となります。
Snowflake マーケットプレイスは、画期的なアプローチにより、データへ直接アクセスし、迅速なデータの発見、安全かつ高いコストパフォーマンスでデータ活用を可能にします。データ、データサービス、アプリケーションの共有、コラボレーション、商品化を簡素化し、顧客がデータクラウドでまったく新しい収益化と拡張されたインサイトを引き出すことを可能にします。
スノーフレイクについて
Snowflakeは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2023年1月31日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち573社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳細については、snowflake.comをご覧ください。
<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
PR担当 山中
[email protected]