QUICK、金融マーケットデータをSnowflake マーケットプレイスでデータシェアリング
9月 30, 2022
データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)と株式会社 QUICK(所在地:東京都中央区、代表取締役社長 髙見 信三)は、QUICKが運営する金融マーケットデータのシェアリングサービスをSnowflake マーケットプレイス上で開始したことを発表いたしました。
QUICKは、世界中の金融情報や企業情報などのデータソースに対して、独自の分析評価やコンサルサービスなどを付加して、金融機関、公共機関、投資家、企業などへソリューションとして展開している企業です。QUICKの保有するデータソースは、日本の証券や金融業界でもその信頼性は高く評価されています。
QUICK Data Factoryが保有する金融データセットをSnowflake マーケットプレイス上に展開する事で、金融機関、公共機関、企業のお客様が自社のデータとQUICKの金融データと掛け合わせて分析をすることで、より良い経営判断のための新たなインサイトを得ることができるようになります。今後は金融データセットだけではなく、オルタナティブデータの取り扱いや、特定のお客様のみにプライベートなデータシェアリングの取り組みも予定しています。
Snowflake マーケットプレイスは、データサイエンスやビジネスインテリジェンス、分析の専門家に対してすぐに検索できるライブデータへのシームレスなアクセスを提供することで、データの発見、アクセスおよび購入プロセスを最適化します。スノーフレイクのプラットフォームの安全なデータ共有技術を活用すれば、データにアクセスするための高い費用や面倒なデータパイプライン、データ統合の必要がなくなります。これにより顧客は時間を節約し、利用可能な最新データに即座にアクセスできるようになります。
株式会社 QUICK サービスプロダクト本部 副本部長 山内 康弘氏は、次のように述べています。
「企業の枠組みを超えて相互にデータをシェアリングできる世界観を実現したいと考え、QUICKは金融のマーケットデータに留まらずオルタナティブデータを提供できるベンダーとして世に貢献していきたいと考えております。そのプラットフォームとしてSnowflakeを採用させていただきました。」
スノーフレイク 社長執行役員 東條 英俊は、次のように述べています。
「当社は、このたびSnowflake マーケットプレイスとQUICK Data Factoryとの連携を大変嬉しく思います。Snowflake マーケットプレイスのデータプロバイダーとしてはもちろん、今後社内のデータ基盤、更にはSnowflake上でアプリケーションを構築して提供されるベンダーとして弊社のプラットフォームを最大限にご活用いただけることを確信しております。」
スノーフレイクについて
スノーフレイクは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2022年7月31日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち510社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。
<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
PR担当 山中
[email protected]