NTTドコモがSnowflakeを採用 ビジネスの多様性に耐える基盤を構築しデータドリブンな業務変革の実現へ

2021 年 12 月 8 日 

スノーフレイク 

NTT ドコモが Snowflake を採用 

ビジネスの多様性に耐える基盤を構築しデータドリブンな業務変革の実現へ

データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)は、 株式会社 NTT ドコモ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊 基之、以下 NTT ドコ モ)が自社のデータ分析基盤に Snowflake を採用したことをお知らせします。Snowflake が持つ柔軟 性により、NTT ドコモではビジネスの多様性に耐える基盤を構築し、顧客やパートナーとの一層強固な関 係およびデータドリブンな業務変革の実現を目指します。 

NTT ドコモでは、会員数 8000 万人規模のポイントプログラム「d ポイント会員」の会員基盤を軸とした 事業運営への変革を進めています。変革にあたっては、「膨大なデータに対応した柔軟なデータ基盤をい かに構築するか」と、サイエンティストやコンサルタントなど「様々な分析利用者の多様なニーズに合わせた データ利活用環境をいかに提供できるか」という2つの対応軸が生じていました。これらを解決する手段と して採用されたのが Snowflake でした。 

膨大なデータ対応では、データの取り込み、蓄積、加工、提供・処理の基盤として Snowflake を活用し ます。Snowflake はストレージとコンピュートが分離しているため、事実上制限なくリソースの追加と拡張 ができます。また、リソースの奪い合いが生じることなく全ての処理が独立し、状況に応じたデータ利用が可 能になりました。様々な分析利用者対応では、従来、提供できる最大リソースの固定化や制限があった ため行っていた全体リソースのワークロード管理・最適化が不要となり、個々の利用者のニーズに応えるこ とのできる最適な環境への転換が実現しました。具体的には組織を横断したデータの共同利用、複数ツ ールからの同一データアクセスが可能になりました。 

これらの対応を組み合わせることで、加工処理の同時実行による常時ロード、遅延のないデータ分析作 業といった複合価値も生まれています。コスト面においても、使用した分のみの負担であるため、結果とし てビジネスニーズの多様性に耐える基盤となりました。 

NTT ドコモでは、今回のデータ分析基盤の高度化コンセプトを「利益に貢献するためのシステム」と「デー タを扱う責務を全うするシステム」と位置づけています。前者では、利用可能な社内外データの拡充、柔 軟な高度分析・環境の提供、ユーザビリティ向上、リアルタイム連携による多様性の獲得で顧客やパート ナーとの一層強固な関係づくりを目指します。後者では、変化に適応できるアーキテクチャの実現、SLA の明確化、セキュリティの堅守、プライバシーの保護、データマネジメント基盤の整備によるデータガバナン ス体制強化でデータドリブンな業務改革の実現を目指します。

スノーフレイクでは今後、「Snowflake データマーケットプレイス」などによるデータ活用を推進するほか、組 織横断的な活用を促進してまいります。 

スノーフレイクについて: 

Snowflake は、Snowflake のデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるよう にします。お客様には、データクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを発見してセキ ュアに共有し、多様な分析ワークロードを実行していただけます。データやユーザーがどこに存在するか に関係なく、Snowflake は複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの 業界から何千ものお客様(2021 年 10 月 31 月時点で、2021 年 Fortune500 社のうちの 223 社を含む)が、Snowflake データクラウドを自社のビジネスの向上のために活用しています。 詳しくは、snowflake.com をご覧ください。 

 

<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
マーケティング本部 中島悠希 [email protected]