スノーフレイク、Unified ID 2.0のサポートを発表

September 27, 2021

※本報道資料は、米国スノーフレイク社が 7 月 14 日に発表したプレスリリースの抄訳に The Trade  Desk 日本法人のコメントを追記したものです。 

ノーフレイク、Unified ID 2.0 のサポートを発表 

~世界最大規模の広告主、代理店、パブリッシャーは、Snowflake データマーケットプレイス内で 直接的かつ簡単にオーディエンスデータのアクティベーションが可能に~ 

データクラウドを提供するスノーフレイク(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、顧客や消費者個 人の識別情報(PII)を共有することなく簡単にオーディエンスデータの価値を高めることができる The  Trade Desk の Unified ID 2.0 のサポートを発表しました。Unified ID 2.0 への対応により、スノー フレイクの顧客は、同社の安全なデータ共有技術を利用して、Unified ID 2.0 を採用しているあらゆる プラットフォーム上で直接オーディエンスデータのアクティベーションを行い、データファーストな広告戦略を最 大限に活用できるようになります。  

Unified ID 2.0 は、The Trade Desk が初期開発した業界で管理されるオープンソースの ID ソリュー ションです。これを利用することで、データ共有によって利益を得るブランド、広告会社、パブリッシャー、デ ータパートナー、データプラットフォームは、関連性の高い広告のオーディエンスデータの価値を守ることがで き、消費者側としても自身に関するデータの使用をこれまで以上に管理しやすくなります。Unified ID  

2.0 は、Snowflake データマーケットプレイスの安全なデータ共有技術を利用するため、サードパーティー Cookie に代わるものとなるほか、従来の API や電子メール統合ソリューションに取って代わる可能性もあ ります。Snowflake データマーケットプレイスが Unified ID 2.0 に対応することで、スノーフレイクの広告 パートナーやパブリッシングパートナーはデータクラウドの力を活かして、識別子を照合して単一のカスタマー ビューを実現し、ファーストパーティーデータを安全に管理できるようになります。 

The Trade Desk の製品担当ゼネラル・マネージャーである Bill Michels(ビル・ミッシェル)氏は、次 のように述べています。「Unified ID 2.0 は、広告業界がオープンインターネットの環境において電子メー ルベースのオーディエンスデータを共有する機能を提供するために作られ、同時に消費者自身によりコント ロールを提供しています。Unified ID 2.0 と Snowflake のデータクラウドを組み合わせることで、当社の お客様は複数のプラットフォームを横断してより効率的にデータを収集し、より効果的なオーディエンスター ゲティングや効果測定を行えるようになり、業界におけるデータインサイトの活用方法が一変することになり ます」 

Unified ID 2.0 に対応しているプラットフォームは、The Washington Post、FuboTV、Tubi TV、 Magnite、Oracle、Nielsen、LiveRamp などがあげられます。 

Snowflake データマーケットプレイスが Unified ID 2.0 をサポートすることで、次のことが実現します。

  • ブランドは、購買データと、Unified ID 2.0 に紐づけられている広告配信データを組み合わせ、 消費者のプライバシーを考慮しながら、オープンインターネット環境でのオーディエンスターゲティン グをほぼリアルタイムでより効果的に最適化できるようになります。 
  • パブリッシャーは、ファーストパーティーPII を一切共有することなくファーストパーティーデータを Unified ID 2.0 で有効化し、SSP(Supply Side Platform)や DSP(Demand-Side  Platform)に渡して広告配信できるようになります。 
  •  データパートナーは、PII データを Snowflake の単一で統合されたプラットフォームから 移動する必要がなくなるため、プライバシーに配慮した方法でブランドやパブリッシャーの データ資産を増強できるようになります。

スノーフレイクのメディアおよび広告業界担当グローバル責任者である Bill Stratton(ビル・ストラットン) は、次のように述べています。「Snowflake データマーケットプレイスに Unified ID 2.0 を追加すること で、スノーフレイクのすべてのお客様がその統合によるメリットを活用し、Snowflake のプラットフォームから 直接アクティベーションされたファーストパーティーデータとサードパーティーデータをプライバシーに配慮した方 法で連携させることができるようになります。我々は今後もさらに機能を拡張し、広告業界の重大な課題 の解決に取り組んで参ります」 。 

今回のプレスリリースに際し、The Trade Desk の日本担当ゼネラル・マネージャーである馬嶋 慶様より、 以下のコメントをいただいております。 

「Unified ID 2.0 は、消費者が自身のデータをよりコントロールできるだけでなく、関連性の高い広告の 価値も維持する、オープンインターネットにおける新しい共通価値となります。日本の広告業界においても、 Unified ID 2.0 へ大きな支持が寄せられており、スノーフレイクが今回 Unified ID 2.0 をサポートする ことで、Unified ID 2.0 はスケールを実現し、ブランドがファーストパーティーデータをより効果的に活用で きるようになると期待しています」 

また、Snowflake 株式会社のカントリーマネージャー 東條 英俊は、次のように述べています。 「Snowflake のデータクラウドは、コンプライアンスや規制に対応した、グローバルに管理された単一のクラ ウドプラットフォーム上で、お客様のデータを安全に共有することを可能にします。今回 Unified ID 2.0 が 当社のデータマーケットプレイスに加わったことで、ファーストパーティーデータとサードパーティーデータを安全 に連携することができるようになりました。これにより、広告業界に向けに新たなインサイトと可能性を拓く機 会が提供できるようになったことを嬉しく思います」 

詳しくはこちら: 

スノーフレイクについて 

Snowflake は、Snowflake のデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにし ます。お客様には、データクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを発見してセキュアに共 有し、多様な分析ワークロードを実行していただけます。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、 Snowflake は複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千もの お客様(2021 年 7 月 31 日時点で、2021 年 Fortune 500 社のうちの 212 社を含む)が、 Snowflake データクラウドを自社のビジネスの向上のために活用しています。詳しくは snowflake.com をご覧ください。 

<本件に関するお問い合わせ> 

共同ピーアール株式会社(広報事務局) 

担当:栗木、石谷、伊藤、仙場 [email protected]

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