Snowflake、エージェンティックAIの制御基盤として Snowflake IntelligenceとCortex Codeを拡充
単一プラットフォームで実現する、ビジネスと開発のためのエージェンティックAI


- Snowflake Intelligenceは、企業データに基づくパーソナライズされたコンテキスト認識型AIエージェントを通じて、ビジネスユーザーがインサイトをアクションに変える方法を変革します
- Cortex Codeは、システム、ツール、環境を問わないAI搭載の開発環境により、開発者がコードから本番環境への移行をより迅速に行えるようにします
- Capita、Logitech、Telenav、United Rentals、Wolfspeedなど、業界をリードする企業が、Snowflakeの統合・ガバナンスプラットフォーム上でAIを実験段階から本番運用へと移行させています
AIデータクラウド企業であるSnowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、Snowflake IntelligenceおよびCortex Codeの大幅なアップデートを発表し、エージェンティック・エンタープライズの制御基盤となるビジョンを推進します。AIシステムが「質問に答える」段階から「アクションを実行する」段階へと進化する中、今回の機能強化により、企業はより多くのデータソース、業務システム、AIモデルを、信頼性の高いSnowflakeのデータと統合的な体験の中で接続できるようになります。これにより、企業はデータ、ツール、ワークフローをSnowflake上に構築されたAIエージェントと連携させ、実際のビジネスの運営方法を反映したデータに基づくシームレスなアクションを実現できます。
Snowflake Intelligenceは、ビジネスユーザー向けのパーソナルワークエージェントとして機能し、個々のユーザーの好みやワークフローを学習しながら時間とともに適応し、より関連性の高い結果の提供とタスクの自動化を行います。これらすべてを、ガバナンスが確保された企業データに基づく深い信頼性のあるインサイトを提供しながら実現します。さらに、Cortex Codeはエンタープライズ AI の開発者レイヤーとして拡張され、エンタープライズデータエコシステム全体にわたってガバナンスが確保されたデータネイティブな開発環境を提供することで、開発者が既に使用しているツールやシステム上で直接AIの作成、オーケストレーション、運用を行えるようにします。
これらの目的特化型エージェントは、技術チームとビジネスチームの両方にわたる多様なユーザーとユースケースをサポートし、企業がデータ、モデル、業務アプリケーションのガバナンス、接続、オーケストレーションを集約する方法を一元化します。これにより、SnowflakeはエンタープライズAIの制御基盤としての地位を確固たるものにします。
SnowflakeのAI担当VP(バイスプレジデント)であるBaris Gultekinは次のように述べています。「AIはあらゆる企業の業務を変革しつつあり、勝ち残るプラットフォームは、適切なデータとガードレールを備えたAIの実用化を容易にするものです。Snowflakeは、データの統合、既存システムとの接続、そしてチームの実務に真に役立つAIの実現を、一つの場所で可能にします」
Snowflake Intelligence:ビジネスユーザーの業務を前進させる
他のコパイロットやAIアシスタントとは異なり、Snowflake Intelligenceは企業のビジネスデータの全体的なコンテキストを理解し、信頼性、ガバナンス、セキュリティ機能を最優先にしたエンタープライズ対応のソリューションです。最新のアップデートにより、Snowflake Intelligenceはユーザーがデータとの対話、推論、そして業務システム全体にわたるアクション実行を行える統合的な体験を提供します。
この進化の中核となる主要な機能強化は以下の通りです。
定型業務の自動化: スキル機能(近日一般提供開始予定)により、ユーザーはプレゼンテーションの準備、多段階の分析、フォローアップの送信などのワークフローを自然言語で記述するだけで、Snowflake Intelligenceが自動的に実行します。手作業を排除し、繰り返しや共有も容易になります。
業務ツールとの連携: 新たなModel Context Protocol(MCP)コネクタ(近日一般提供開始予定)により、Snowflake IntelligenceはGmail、Googleカレンダー、Googleドキュメント、Jira、Salesforce、Slackなどの業務ツールと直接連携し、ユーザーは既に使用しているシステム上で業務を遂行できます。
モバイルアプリによる外出先からのアクセス: 新しいSnowflake Intelligence iOSモバイルアプリ(近日パブリックプレビュー開始予定)をダウンロードすることで、場所を問わずデータへの質問やワークフローの実行が可能になります。
ディープリサーチによる多段階推論: ディープリサーチ機能(近日パブリックプレビュー開始予定)により、Snowflake Intelligenceはユーザーの最も複雑な質問に対して、出典付きの多段階レポートで回答します。構造化データ、非構造化コンテンツ、外部コンテキストを横断的に推論するエージェンティック・アーキテクチャを使用し、拡張思考(extended thinking)による精緻な回答をより深い分析で補完することで、「何が起きているか」だけでなく、「なぜか」「次に何をすべきか」までユーザーが理解できるよう支援します。
時間とともにパーソナライズ: Snowflake Intelligenceは、その都度一から処理するのではなく、ユーザーの行動から継続的に学習し、より関連性の高いパーソナライズされたレスポンスを提供するとともに、繰り返し発生するタスクを自動化します。これにより、チームはより迅速に業務を進められます。
再利用・共有可能なアウトプット: Artifacts機能(近日一般提供開始予定)により、ユーザーは分析結果、ビジュアライゼーション、ワークフローを保存・共有できます。一度きりの成果物(アウトプット)を再利用可能な知見に変換し、チーム間で互いの成果を活用してインサイトを組織全体に拡大できます。
Snowflake Intelligenceのこれらのアップデートは、お客様からの直接のフィードバックと、先月リサーチプレビューとして開始されたProject SnowWorkからの知見に基づいて構築されています。Snowflakeはお客様と積極的に連携し、AIニーズを理解するとともに、より広範なエコシステムに貢献できる機能をAIシステムに統合しています。
Cortex Code:エンタープライズデータスタック全体をカバーする単一のAIコーディングエージェント
Cortex Codeは、ますます複雑化するマルチシステムのデータ環境で作業する開発者を支援するため、さらに機能を拡張します。2025年11月のリリース以降、急速に普及が進み、現在では50%以上の顧客が生産性向上とイノベーション加速のために積極的に活用しています。新たなクロスプラットフォーム機能、より深い統合、ネイティブな開発体験により、Snowflakeはエンタープライズデータエコシステム全体のより多くのユーザーに、ガバナンスが確保されたAI搭載の開発環境を提供します。
今回のアップデートにより、Cortex Codeはモダンデータスタック全体に拡張され、開発者は以下が可能になります。
データのある場所でビルド: Cortex Codeは、AWS Glue、Databricks、Postgresなど、さらに多くの外部データシステムをサポートするようになりました。Snowflakeのデータネイティブなインテリジェンスをさらに拡張し、「あらゆるデータを、どこでも」というビジョンの実現を継続的に推進します。
より広範なAIエコシステムとの接続: Cortex CodeはMCPおよびAgent Communication Protocol(ACP)を通じて他のAIシステムに接続可能になり、開発者は既存のAIエージェントやワークフローからCortex Codeとインターフェースできます。これにより、重複を削減し、開発を加速させます。
好みの開発環境での作業: 新しいVS Code拡張機能(プライベートプレビュー中)およびClaude Codeプラグインにより、開発者は統合開発環境から直接Cortex Codeにアクセスでき、ツールを切り替えることなく好みのエディタやAIコーディング環境で作業できます。
Cortex Codeプラットフォームによるスケーリング: PythonおよびTypeScriptをサポートする新しいAgent Software Development Kit(SDK)により、チームはCortex Codeの機能を独自のアプリやワークフローに直接統合できます。Cortex Codeは単独のツールから、他のシステムが構築基盤として活用できるプラットフォームへと進化します。
Snowsight上のCortex Codeでよりスマートなワークフローを実現: Cloud Agents(プライベートプレビュー中)を使用すると、ユーザーはブラウザ上で直接コードを実行したりワークフローを実行したりすることができ、Cortex Codeの機能をCLIの枠を超えてフルマネージドのクラウド環境へと拡張できます。ローカルでのセットアップは不要です。新たに追加されたPlan Mode(プランモード)では、実行前にワークフローのプレビューと承認が可能です。また、Snap & Ask機能では、チャートやテーブルなどのデータアーティファクトと直接やりとりでき、精度の向上とチームによる業務遂行方法のコントロール強化を実現します。
SnowflakeのAI活用における継続的な勢い
現在、週間ベースで9,100社以上の顧客がSnowflakeのAI製品を利用しており、その数は企業がAIの実験段階から実際の運用へと移行するにつれて増加し続けています。各業界の顧客やパートナーがSnowflake IntelligenceとCortex Codeを併用して、AIの構築・展開・運用を加速しています。
AccentureのSnowflake Business Group リードであるSree Vadakkepat氏は次のように述べています。「Cortex CodeとSnowflake Intelligenceにおけるグローバルリーディングパートナーとして、アクセンチュアは企業全体にわたるAI搭載のトランスフォーメーションを推進し、企業がAI対応データ資産とやり取りする方法を再定義しています。現在、数千名のアクセンチュアの実務担当者がプラットフォーム上でアクティブに活動しており、多数のクライアントアカウントにわたってユースケースを提供し、SQL開発、ノートブック、セマンティックモデリングなどにまたがる約24の専用スキル機能を活用しています。私たちはこれらの機能を単に採用するだけでなく、クライアントへの大規模なデリバリー方法そのものに組み込んでおり、組織が自然言語でデータとやり取りし、AIドリブンのビジネス成果を加速できるよう支援しています」
Capitaの最高AI・プロダクト責任者であるSameer Vuyyuru氏は次のように述べています。「Snowflakeは、Capitaの『AI Catalyst Stack』を支えるデータとインテリジェンスの基盤を提供しており、これにより、断片化された業務データを統合し、当社が運営する公共サービスのコンタクトセンターや、変革を支援している民間セクターのコンタクトセンター全体において、リアルタイムで自然言語によるインサイトを提供することが可能になっています。Snowflake Intelligenceを活用することで、意思決定を加速させ、運用コストを削減し、クライアントおよび自社の業務において有意義な効率化を実現しています。同時に、Snowflakeは、パフォーマンス、コンプライアンス、信頼性が極めて重要な、規制の厳しい市民向けサービスにおいて、適切なガバナンスのもとでAIを安全に導入することを支援しています」
TelenavのVP of Product DevelopmentであるKumar Maddali氏は次のように述べています。「Snowflake Intelligenceは当社のデータに信頼できる声を与え、Cortex Codeはデータの扱い方において大幅な生産性向上を実現しています。Telenavでは月間20テラバイト以上のデータを処理し、1日あたり2億件以上のイベントを扱っています。生データからインサイトを得るまでに数日から数週間かかっていた作業が、対話型のセルフサービス体験により数分から数時間で完了できるようになりました。両製品を組み合わせることで、複雑なデータをリアルタイムのインテリジェンスに変換し、ビジネス全体でより迅速かつ情報に基づいた意思決定を行う方法を加速しています」
United RentalsのChief Technology and Strategy OfficerであるTony Leopold氏は次のように述べています。「Snowflake Intelligenceにより、1,600以上の拠点のチームが自然言語を使って業務パフォーマンスをより深く理解し、アナリストに頼ることなくリアルタイムのインサイトにアクセスできるようになりました。これにより、ガバナンスが確保された単一のデータソースに基づいた意思決定の加速と、ビジネス全体のより強固な連携が実現しています。今後を見据えると、Cortex Codeは売上成長の加速と車両稼働率の向上に向けたAIエージェントの構築・スケーリングを支援しており、当社の日々の運営方法を進化させています」
WolfspeedのCIOであるPriya Almelkar氏は次のように述べています。「Snowflakeは、当社の業務全体にAIを適用する方法の中核を担うようになりました。Snowflake Intelligenceにより、チームは製造パフォーマンスの分析、インサイトの迅速な抽出、さらには設備やプロセスの問題を事前に予測できるようになりました。製造、品質、サプライチェーン、財務の各部門にすでに数十のAIエージェントを展開し、チームが信頼できるデータと重要なナレッジにより迅速にアクセスできるようにしています。これにより、効率性の向上と工場現場でのより迅速なアクションを可能にするインサイトの加速が実現しています。当社の事業運営とスケーリングの方法において、意義のある前進です」
詳細情報:
管理者向けのSnowflake Intelligenceの最新情報についてはこちらのブログ記事、ビジネスユーザー向けの最新情報についてはこちらのブログ記事をご覧ください。
Cortex Codeがエンタープライズデータスタック全体の開発者をサポートするためにどのように機能拡張しているかについては、こちらのブログ記事をご覧ください。
将来予想に関する記述
このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、(i)Snowflakeの事業戦略、(ii)開発中または一般に提供されていないSnowflakeの製品、サービス、テクノロジー、(iii)市場の拡大、トレンド、競争状況に関する考察、(iv)Snowflake製品とサードパーティプラットフォームの統合およびサードパーティプラットフォーム上でのSnowflake製品の相互運用性と可用性についての言及など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、さまざまなリスク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflakeが証券取引委員会に提出するForm 10-Q(四半期レポート)やForm 10-K(年次レポート)内の「リスク要因」などのセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。これらのリスク、不確実性、前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。これらの記述は、初回記述日の時点に限った記述であり、かかる記述の時点で入手可能な情報に、および/または経営陣がかかる時点で抱いていた誠実な信念に、基づいています。法律で義務付けられている場合を除き、Snowflakeには、本プレスリリース内の記述を更新する義務または意図は、一切ありません。そのため、将来の見通しに関するいかなる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。
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Snowflakeについて
Snowflakeは、AI時代のためのプラットフォームとして、企業がより迅速にイノベーションを実現し、データからより多くの価値を引き出すことを支援します。数百の世界最大規模の企業を含む12,600社以上のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを活用し、データやアプリケーション、AIの構築・活用・共有を実践しています。Snowflakeにより、データとAIはすべての人にとって変革の力となります。詳しくは snowflake.com/ja(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。

