Blog/製品 & テクノロジー/2026年上半期のSnowflakeマーケットプレイスパートナーの収益が1億ドルを達成、そしてこれはまだ始まりにすぎない
JUL 01, 2026/約5分で読めます製品 & テクノロジー

2026年上半期のSnowflakeマーケットプレイスパートナーの収益が1億ドルを達成、そしてこれはまだ始まりにすぎない

Digital illustration of Snowflake Marketplace icon connected to coin icons

過去6か月間、Snowflakeマーケットプレイスのパートナーは、前年比277%増となる1億ドル以上の総受注額を達成しました1。しかし、ここでお伝えしたいのはこの数字についてではありません。ここで強調したいのは、これらのパートナーがどのようなプロダクトを構築しているのか、そしてなぜお客様がこれらデータプロダクトを購入しているのかという点です。事実、今年だけで1,700件以上のトランザクション2が記録されており、製品がリリースされるとほぼ即時に購入されています。

この成長は、データプロバイダー、アプリケーションビルダー、AIスタートアップ企業といった実際のチームが挑戦した結果として実現しました。彼らは専有データをプロダクトへと変革しました。Snowflakeネイティブアプリを本番環境にリリースしました。お客様が実際のデータを安心して任せられるエージェントを構築しました。パートナーは困難な作業を成し遂げました。私たちは彼らを誇りに思うとともに、正直なところ少し畏敬の念さえ抱いています。

マーケットプレイスを変革するエージェント型AI

Snowflakeマーケットプレイスは、もはやデータだけのものではありません。データ、AIアプリ、エージェント型プロダクト、エンタープライズSaaSのための、包括的なエコシステムです。

今日、データコンシューマーはSQL、ダッシュボード、パイプラインに依存しており、これらは引き続き多大な価値をもたらしています。しかし、新たな価値のレイヤーも台頭しつつあります。AIエージェント、コパイロット、エージェント型ワークフローが有用であるためには、いずれも信頼できるコンテキストが必要です。 

プロバイダーにとって、これは戦略的な転換点です。エンタープライズガバナンス機能を組み込んだ状態で、データとナレッジをAIからアクセスできるようにすることで、エージェントの時代において新たなユーザーへのリーチ、新しいユースケースの開拓、そして持続的な定着率の構築が可能になります。 

Snowflakeが、エージェントの調整、ガバナンスの適用、インテリジェンスのアクションへの変換を行うエージェント型エンタープライズのコントロールプレーンとなる中、Snowflakeマーケットプレイスは、プロバイダーがそのアーキテクチャを現実のものとする場所です。これは、組織の境界を越えてお客様やエージェントが即座に発見し、利用できるデータ、モデル、AI-readyプロダクトを提供するためのチャネルです。

 

Diagram showing Snowflake CoWork and Snowflake CoCo supporting the agentic control plane, which connects AI models, enterprise data and context, and software and applications

Snowflakeマーケットプレイス:プロバイダーによるエージェント型AIの提供が容易に

Snowflakeを使用することで、プロバイダーは自社のデータをAI-readyなデータプロダクトへと簡単に変換できます。データリスティングやデータ共有は、手動での開発を行うことなく、自動的に生成、レビュー、テストされ、即座にエージェントへと変換できるようになりました。プロバイダーは新しく生成されたエージェントをデータリスティングやデータ共有にアタッチするだけでよく、お客様はデータ上で対話型の体験を得ることができます。データを移動させることなく、自然言語で質問し、フォローアップを探索し、新しいユースケースを発見することができます。

 

Screenshots showing how Cortex Agent interacts with Snowflake Marketplace

 

Snowflakeマーケットプレイスでいち早くエージェントを提供している企業には、Equilar、Crunchbase、Dun & Bradstreetなどがあります。

 

「Snowflake Cortex Agentsにより、Dun & Bradstreetのクライアントは、自然言語を使用して、6億4,000万件以上の検証済みビジネスレコード、250以上のグローバル市場、6億1,300万件以上のコンタクトに対応する弊社の膨大なデータアセットを把握し、ナビゲートできるようになります。これらはすべて、クライアント自身のデータ境界内で完結します」

—Elizabeth Barrette氏
Dun & Bradstreet、マスターデータ管理担当ゼネラルマネージャー

単なるチャネルではなくエコシステム

エージェントはAIの最前線ですが、Snowflakeマーケットプレイスで構築され、収益化されている領域は拡大を続けています。

Snowflakeネイティブアプリ:これらは、データを移動させることなく、お客様のデータ環境内でセキュアに実行されるように設計されています。たとえば、Sema4.aiのEnterprise AI Agent Platformを使用すると、データドリブンなAIエージェントをSnowflakeアカウント内でシームレスに構築、実行、管理できます。Penguin AIのヘルスケア特化型生成AIプラットフォームは、Snowflake内でネイティブに実行される「デジタルワーカー」を展開し、事前認可やHCCコーディングなど、支払者やプロバイダーの複雑なワークフローを自動化します。 

コネクテッドアプリ:コネクテッドアプリでは、アプリのロジックは外部に配置される場合がありますが、お客様の環境内のデータに対して動作します。たとえば、Sigmaのアプリは、スプレッドシートのインターフェイス、SQLおよびPythonエディター、ビジュアルビルダー、ネイティブAIを提供し、特別なトレーニングなしで、チームがライブデータをインタラクティブなアプリケーション、分析、レポート、組み込みエクスペリエンスに変換できるように支援します。dbt Labsのアプリは、dbtプラットフォームをマネージドサービスとして提供します。これにより、チームは、組み込みのセキュリティ、ガバナンス、自動化、コラボレーション、優れた開発者体験、およびアナリティクスエンジニア向けの専用AIエージェントを活用して、AI-readyなデータパイプラインをより迅速に構築、テスト、展開できるようになります。

データ:データは、私たちの原点です。S&P GlobalFactSetNasdaqなどの企業は、Snowflakeマーケットプレイスを通じてお客様とサードパーティデータセットを共有している多数のプロバイダーのほんの一部にすぎません。Snowflakeのお客様の42%以上が、1つ以上のステーブルエッジ3を持っています。これは、1回限りのトランザクションではなく、プロバイダーとコンシューマー間の深い関係を示すつながりです。

Snowflakeマーケットプレイスが選ばれる理由

  • データ移動の削減:コンシューマーは、データをその場で利用でき、ガバナンス機能、セキュリティ機能、データの最新性が導入初日から組み込みで確保されています。

  • 一度の公開でどこへでも配信:Snowflakeは、AWS、Azure、GCPにわたるクロスクラウドレプリケーションを提供します。

  • デフォルトでエンタープライズレベルの信頼性を確保:ロールベースのアクセス制御(RBAC)と暗号化機能は、後付けではなく組み込まれています。 

  • 多様なオファリングのワンストップショップ:データ、Snowflakeネイティブアプリ、コネクテッドアプリ、Cortexナレッジ拡張、セマンティックビュー、エージェントを実質的にすべて1か所で取得できます。

     

「Snowflakeマーケットプレイスは、単なる調達チャネルではありません。ライブパイプラインに接続されているため、本番環境への導入期間を短縮し、企業がすでに信頼しているテクノロジーを使用してAIをより容易にスケールできるよう支援します」

—Taye Mohler氏
パートナーシップおよびエコシステム担当VP、Snowflake AI Platform Partner of the Year

 

重要なポイントは次のとおりです。Snowflakeマーケットプレイスは単一のチャネルではありません。お客様が信頼できるデータセットからエージェント、アプリケーション全体に至るまで、エンドツーエンドのAIユースケースを発見、調達、有効化できるエコシステムであり、これらすべてを単一の請求およびガバナンスモデルの下で実現します。

今後の展望

Snowflakeのパートナーやお客様が、当社のエコシステムから迅速に価値を引き出せるようにしたいと考えています。

Snowflakeマーケットプレイスは、データ、AI、信頼できるパートナーが、ガバナンスの効いた単一の境界内に集結する場所です。私たちのパートナーは初の1億ドルを計上しました。現在Snowflakeは、お客様がパートナーのソリューションを発見しやすくなるよう改善し、Snowflakeの現場チームとパートナーとの連携を強化し、パートナーのAI機能をさらに加速させて、成功への道をスムーズにすることに取り組んでいます。

Snowflakeマーケットプレイスは、https://app.snowflake.com/marketplaceから今すぐご利用いただけます。

 

将来の見通しに関する記述:このページには、Snowflakeが将来提供する製品に関する記述を含め、将来の見通しに関する記述が含まれていますが、これはいかなる製品の提供も約束するものではありません。実際の成果や提供物は異なる可能性があり、既知および未知のリスクおよび不確実性の影響を受けます。詳細については、最新の四半期報告書(10-Q)をご覧ください。

 

1 2026年1月1日から2026年6月16日までの期間における、Snowflakeのインターナルマーケットプレイスのトランザクション記録によって測定された、Snowflakeマーケットプレイスのプロバイダーが獲得した総収益に基づきます。総収益は、コンシューマーがSnowflakeマーケットプレイスを通じてプロバイダーに支払った総額を表しており、Snowflake自身の収益額を表すものではありません。

 

2 2026年1月から2026年6月までのSnowflakeの内部データに基づきます。

 

3 出典:Snowflake投資家向けプレゼンテーション、2027年度第1四半期

Subscribe to our blog newsletter

Get the best, coolest and latest delivered to your inbox each week