Anthropicの最新モデルであるClaude Opus 5を、Snowflake Cortex AIでパブリックプレビューとして利用できるようになりました。Snowflakeは、Anthropicのローンチパートナーとして、Claude Opus 5をリリースと同日に提供します。このモデルはセキュアなSnowflakeの境界内でSnowflake CoCo、Cortex Agents、Cortex AI関数、Cortex推論、Snowflake CoWorkとともに利用できます。
Claude Opus 5
Claude Opus 5は、Anthropicの最新モデルです。Opus 5は、Claude Fable 5のフロンティアインテリジェンスに迫る、思考力が高くプロアクティブなモデルです。前モデルのOpus 4.8から大幅に向上したパフォーマンスを提供しつつ、コーディングとナレッジワークの評価において新たな最高水準を確立しています。調整可能なエフォート設定により、インテリジェンスを最適化することも、トークンを節約してより迅速な結果を得ることも可能です。日常的な使用を想定して設計されたOpus 5は、自身の作業を検証し、成功するまで反復改善する能力に優れ、より強力な視覚的出力を生成します。また、科学研究タスクにおいても有意義な成果を示しており、要求が厳しく長期的なエージェントタスクや分析作業に適しています。
出典:Anthropic、2026年7月24日
SnowflakeにおけるClaude Opus 5の活用
Opus 5は、Snowflake Cortex AIの主要なフロンティアモデルに新たに加わることにより、Snowflakeのセキュアでガバナンスの効いた境界内で幅広いエンタープライズユースケースを実現します。Opus 5を使用することで、以下が可能になります。
Snowflake CoCoによる開発の迅速化:SnowflakeのAIコーディングエージェントは、エンタープライズデータ、ガバナンス、ワークフローを理解し、チームが信頼性を損なうことなく、またスケールに影響を与えることなく、アイデアから本番環境へと迅速に移行できるようにします。現在、macOSおよびWindowsで、CoCo Desktopの一般提供が開始されています。これにより、開発者は、ローカルファイル、リポジトリ、ターミナル、Snowflakeへの統合アクセスを備えた専用のAIワークスペースを利用できるようになりました。汎用的なAIコーディングツールとは異なり、Snowflakeカタログがあらかじめロードされ、RBACロールがアクティブな状態になっているため、コールドスタートが発生せず、データモデルの再説明も不要です。ガバナンス上のギャップが生じることもありません。Opus 5を搭載したCoCo Desktopは、推論とコード生成の能力が向上し、より複雑で長時間に及ぶエージェントタスクをサポートできるようになりました、データエンジニア、アナリスト、ビルダー向けに、本番環境ですぐに使えるパイプライン、アナリティクス、AIエージェントを自然言語で実現し、ガバナンス、相互運用性、エンタープライズグレードの品質を維持しながら、数週間かかっていた統合作業を数分に短縮します。CoCo Desktopのモデルピッカーから、まもなくClaude Opus 5をプレビュー版でお試しいただけます。
高度なパーソナルワークエージェントの構築:Snowflake CoWorkは、すべてのナレッジワーカー向けのパーソナルワークエージェントであり、チームがデータから意思決定、そしてアクションへと円滑に移行できるように支援します。これらはすべて、Snowflakeのセキュアでガバナンスの効いた境界内で実現します。Deep Researchを活用することで、CoWorkは企業内の構造化データや非構造化データを横断し、複雑なビジネス上の問いを分解して分析できます。そして、出典が明記された回答をわずか数分で提示します。また、プロアクティブな自動化機能により、問いかけられる前にインサイトや推奨アクションを提示できます。Snowflake Cortex AIにおけるClaude Opus 5は、推論の強化、長期的なエージェントタスクにおけるパフォーマンスの改善、マルチステップのワークフロー全体での一貫性の向上により、この基盤をさらに拡張します。これにより、すべての従業員が複雑な調査を委任し、実際の業務を大規模に推進できるようになります。

構造化データと非構造化データの極めて高精度な分析:Cortex AI関数を使用することで、すべてのマルチモーダルなエンタープライズデータにわたってスケーラブルなAIパイプラインをSQLで簡単に構築できるようになります。Cortex AI関数は、手動でオーケストレーションされたAIパイプラインよりも低コストで高パフォーマンスな処理を提供し、Snowflakeの強みであるセキュリティとガバナンスの機能を維持しながら、企業全体にわたって信頼性の高いインサイトを実現します。たとえば、AI_COMPLETE関数を使用すると、アナリストはOpus 5などのモデルを活用して、自然言語の指示をSQLに直接適用できます。
SELECT AI_COMPLETE(
'claude-opus-5',
PROMPT('Review the following financial filing and summarize key revenue trends, margin changes, and any notable risk factors mentioned: {0}', my_table.filing)) FROM my_table
- セキュアなデータの近くでのAIアプリケーションの構築:開発者はCortex推論を使用することで、Snowflakeのセキュリティ境界内でエージェント型のエンタープライズアプリケーションを構築することが可能になります。Opus 5の調整可能なエフォートレベルにより、モデルはタスクごとの推論の深さとレイテンシーのバランスを取ることができます。開発者は、Anthropic SDKの接続先をSnowflake Cortex推論のエンドポイントに指定することで、迅速に開始できます。これにより、使い慣れたAnthropicのツールとのシームレスな統合が可能になります。
import httpx
import anthropic
token = <snowflake_access_token>
http_client = httpx.Client(
headers={"Authorization": f"Bearer {token}"},
verify=False, # Disable SSL verification for internal endpoints
)
client = anthropic.Anthropic(
api_key="not-used", # Required but overridden by Bearer auth
base_url="https://<snowflake_account_url>.snowflakecomputing.com/api/v2/cortex",
http_client=http_client,
default_headers={"Authorization": f"Bearer {token}"},
)
response = client.messages.create(
model="claude-opus-5",
max_tokens=1024,
messages=[
{
"role": "user",
"content": "Pull the latest usage and billing details for customer ACME-4921 and flag anything unusual.",
}
],
)
print(response.content[0].text)
企業は、エージェント型AIを本番環境に迅速に移行したいと考えています。AnthropicのClaude Opus 5を活用することで、エージェントは複雑で長期的なタスクをより高い一貫性と少ない監視で処理できるようになるため、実際の業務が大きく加速します。この機能は、CoCo CLIからSnowflake CoWork、Cortex AI関数、Cortex推論に至るまで、多様なエントリポイントを通じて簡単に導入できます。ビジネスに大きな効果をもたらす、本番環境ですぐに利用できるエージェント型AIを、大規模に実現するまでの道のりが加速します。
さらに詳しく
CoCo Desktopに関する最新の発表については、こちらをご確認ください。
Snowflake CoWorkの詳細をご覧ください。
Snowflake CoWorkを使用して構造化データおよび非構造化データからインサイトを獲得する方法については、こちらのクイックスタートをご確認ください。
将来の見通しに関する記述
このページには、Snowflakeが将来提供する製品に関する記述を含め、将来の見通しに関する記述が含まれていますが、これはいかなる製品の提供も約束するものではありません。実際の成果や提供物は異なる可能性があり、既知および未知のリスクおよび不確実性の影響を受けます。詳細については、最新の四半期報告書(10-Q)をご覧ください。




