Snowflakeマーケットプレイスに関する8つの質問、回答

Snowflakeマーケットプレイスは、お客様や組織が最も差し迫ったビジネス上の問題を解決するのに役立つデータ、アプリ、AI製品を簡単に検索、試用、購入できるように設計されています。540社以上のプロバイダーが2,400個以上（2024年1月31日時点）のライブデータ製品を提供しており、自社のデータリソースのエンリッチメント、新しいデータアプリの構築、Snowflake上でのAIの活用に役立つ多くのオプションがあります。また、製品をSnowflakeマーケットプレイスに出品する方法、価格設定モデルの選択方法、出品の審査方法など、多くの質問を受けることになります。

Snowflakeマーケットプレイスについて、プロバイダーとコンシューマーの両方から寄せられる8つのよくある質問に回答しました。また、このブログには、5月2日から5月31日まで開催される第2回グレートマーケットプレイススカベンジャーハントに参加する際に役立つヒントが掲載されています。（利用条件全文を参照）。

Q：Snowflakeマーケットプレイスにデータ製品を出品するプロセスはどのようなものですか？

Snowflakeマーケットプレイスへの出品は簡単です。データセットを提供できるSnowflakeアカウントを持ち、適切な権限を持つユーザーで、リストの提供者の法的要件を満たしていれば、提供者リストに入ることができます。まず、Snowflakeマーケットプレイスでリスティングを提供するプロバイダープロファイルを作成します。リスティングに課金したい場合は、有料リスティングを提供するようアカウントを設定します。プロバイダー権限のあるロールにアクセスする必要があります。

Q：プロバイダーはSnowflakeネイティブアプリをリストするときに何を検討する必要がありますか？

まず、Snowflakeネイティブアプリの望ましい配信範囲を決定します。対象オーディエンスはSnowflakeマーケットプレイス全体ですか、それとも特定の顧客セグメントですか？有料か無料か最適なユーザーエクスペリエンスを生み出すために採用できるユーザーインターフェースのタイプはどれですか？次に、アクセスを検討します。Snowflakeネイティブアプリが効果的に動作するには、コンシューマーのデータオブジェクトへのアクセスが必要になる場合があります。アプリの実行に必要な許可と権限を評価することが重要です。また、アプリ自体にアクセスするには、どのような権限が必要ですか？次に、顧客がアプリを実行する際のモニタリングとトラブルシューティングのプロセスについて考えます。最後に、ターゲットオーディエンスにアプリをマーケティングします。

Q：どのようなタイプのリスティングがより注目されるか？リスティングをプロモートするにはどうすればよいですか？

A：リスティングに労力と細部を費やせばかけるほど、欲しい顧客を引き付けるチャンスは増えます。まず、各リストフィールドに関連性の高い正確な情報を入力します（スペルチェックを忘れずに）。無料で使用できるデータセットを公開したり、特定の顧客向けにカスタマイズできるサンプルデータセットを提供したりすることで、潜在ユーザーに製品を体験してもらいます。製品の有用性をアピール：詳細な説明やユースケースを提供したり、デモやウォークスルー付きの動画を追加したりすることで、得られるものや使い方を理解してもらいます。競争力のある価格を設定し、調整が必要な場合に備えて定期的にチェックします。ソーシャルメディア、業界フォーラム、パートナーなど、さまざまなチャネルで情報を拡散し、製品を売り込みましょう。また、リスティング公開後は定期的にレビューを行い、すべての情報を最新状態に維持します。

Q：プラットフォームで利用可能な請求および支払いオプションは何ですか ？

Snowflakeは、プロバイダーとコンシューマーの両方のプロセスを合理化するさまざまな請求機能を提供しています。プロバイダーは、Snowflakeの顧客に直接リスティングを販売し、Snowflakeを通じて顧客に請求できるため、販売および調達プロセスが簡略化されます。お客様は電子送金またはクレジットカードで請求書を支払うことができます。適格なSnowflakeユーザーは、Snowflake容量コミットメントに基づいて、SnowflakeマーケットプレイスでサードパーティデータとSnowflakeネイティブアプリをシームレスに購入することもできます。収益化モデルには、使用量ベースとサブスクリプションの2種類があります。

Q：出品の価格を設定するにはどうすればよいですか？

使用量ベースモデルかサブスクリプションモデルかにかかわらず、価格設定に関する汎用的なガイドラインはありません。適切な価格を見つけるには、まずサンプルを提示してから、価格設定に関するフィードバックを顧客に求めます。また、Snowflakeマーケットプレイスで類似のリスティングを調査し、価格競争の状況を把握することもできます。データの市場価値の評価をサポートしたい場合は、Gulp DataのSnowflakeネイティブアプリをチェックして、Snowflakeマーケットプレイスから無料でお試しください。 

Q：探しているデータがSnowflakeマーケットプレイスにない場合、リクエストできますか？

はい、あります。追加データをリクエストするには2つの方法があります。プロバイダーを把握しており、プロバイダーがすでにSnowflakeマーケットプレイスに存在している場合は、プロフィールのコンタクトボタンからプロバイダーに連絡してください。Snowflakeのフィールド担当者とやり取りしたことがある場合は、その担当者に問い合わせることも、リクエストを出すための効果的な方法です。

Q：バイヤーはデータセットの品質をどのように検証しますか？

Snowflakeマーケットプレイスの登録内容を確認したら、FTPやAPIから取得したデータと同じように、無料サンプルをダウンロードまたはリクエストして品質チェックを行うことができます。Snowflakeは、お客様にデータ品質機能（現在パブリックプレビュー中）を提供しています。また、Snowflakeやオープンソースソリューションと統合されているサードパーティのデータ評価ツールを使用して、データ品質を確保することもできます。 

Q：特にSaaSやPythonに精通していない場合は、サードパーティデータソースを統合し、データエンジニアなしで分析モデリングを実行する方法はどのようなものですか？

サードパーティデータソースを組み込み、データエンジニアを必要とせずに分析モデリングを行うには、いくつかのオプションがあります。

• Snowsightは、ダッシュボード、ワークシート、コラボレーションのためのシンプルなツールを提供します。
• Snowparkでは、既存のダッシュボードを統合することができます。
• Streamlit in Snowflakeは、可視化の迅速な開発を可能にします。
• TableauやHexなどの既存のダッシュボードツールをSnowflakeに接続できます。Snowflakeは、ユーザーエクスペリエンスを合理化し、機械学習と大規模言語モデル（LLM）の機能を技術的専門知識の低いユーザーでも利用しやすくします。

Snowflakeマーケットプレイスを実際に体験してみませんか？The Great Marketplace Scavenger Huntは、Snowflakeが提供するすべてのものを確認し、そのプロセスで楽しいノベルティグッズを獲得するのに最適な方法です。5月2日から5月31日の間にご確認ください。