
※本報道資料は米国スノーフレイク社が11月12日に発表した内容の抄訳です。
- Snowflake Intelligence:ビジネスユーザーがデータエージェントを作成し、企業データを分析・要約し、それに基づいたアクションを実行可能にする画期的なプラットフォーム
AIデータクラウド企業であるSnowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、開発者向け年次カンファレンス「BUILD 2024」において、新プラットフォーム「Snowflake Intelligence」(近日中にプライベートプレビュー)を発表しました。これにより、企業は、自社データ全体に対してビジネス上の質問を簡単に投げかけるだけで、データ主導型の回答が得られ、そのインサイトに基づいてアクションを実行するデータエージェントをわずか数ステップで作成できるようになります。
Snowflake Intelligenceは、Snowflakeのシンプルかつ効率的で信頼性の高いAIサービスを基盤として、顧客が企業データとやり取りすることを可能にします。Snowflake Intelligenceは、Snowflakeのデータ基盤上に構築されたエンタープライズグレードのデータエージェントを企業に提供し、組織は業務を効率的に実行するのと同時に、顧客の知的財産(IP)を保護し、信頼性の高い企業データに裏付けられた回答を提供します。Snowflake Intelligenceを使用することで、誰もが簡単にデータにアクセスし、その可能性を最大限に活用し、データベース内の販売取引、SharePointなどのナレッジベースのドキュメント、Slack、Salesforce、Google Workspaceといった生産性ツール、Snowflake内のビジネスインテリジェンスデータなどのサードパーティツールとシームレスに接続し、自然言語でデータと対話できるようになります。さらに、Snowflake Intelligenceは、API呼び出しにも対応しており、ビジネスユーザーが業務を進めるために必要なアクションの実行やデータの変更も可能です。
SnowflakeのAI部門責任者のBaris Gultekinは次のように述べています。「Snowflake Intelligenceを活用することで、データエージェントを簡単に作成できます。データエージェントを使用することで、ビジネスユーザーは自然言語を使用して企業データと対話し、その結果の分析、要約、適切なアクションの実行を1つの統合プラットフォーム上で実現できます。Snowflake IntelligenceはSnowflakeのAIへの取り組みをさらに進化させ、データ主導型のインサイトを通じて、簡単かつ安全にビジネスを推進し、目に見える成果を実現できるよう支援します」
Snowflake Intelligence、ビジネスインテリジェンスとデータ駆動型アクションを再定義
多くの組織は、データソース全体でのガバナンスの断片化、非構造化データ形式と構造化データ形式の間のインフラストラクチャのサイロ化、コードを作成してビジネス全体の関連性を把握できるアナリストの不足により、十分な情報に基づいた意思決定を行うことが困難な状況に対峙しています。Snowflake Intelligenceは、まず組織が、さまざまなデータシステムを単一のガバナンス層で統合できるよう支援することで、これらの課題すべてに対処します。そしてこの基盤が整うことで、自然言語を使用し非構造化データソースと構造化データソースの両方からデータを正確に処理および取得できるようになるため、データとAIへのアクセスが真に民主化され、すべてのユーザーがデータ主導型のアクションを実行できるようになります。
これにより、ユーザーはコードを作成することなく、質問したいデータセット(PDF やデータベース内のテーブルなど)を定義できるようになります。質問が投げかけられると、Snowflake Intelligenceはデータエージェントを起動して、分析、要約、または生成タスクを実行します。データエージェントはAPIを使用したり、Snowflakeのテーブルに書き込んでビジネス上の意思決定を記録したりすることもできるため、結果の追跡や影響の測定が容易になります。
Snowflake Cortex AIとSnowflake Horizon カタログ - Snowflake Intelligenceを支えるAIエンジンとガバナンスフレームワーク
組織がAIとビジネスのニーズを拡大するには、エンタープライズグレードの高度なソリューションが必要です。Snowflake Intelligenceは、まさにそのニーズを満たすように設計されています。Snowflake Intelligenceでは、その機能の原動力となる AI エンジンとして、生成 AI 機能群を提供する Snowflake のフルマネージド AI サービスであるSnowflake Cortex AIが使用し、非構造化データに対するクエリの実行にはCortex Search(現在一般提供中)を使用し、構造化データに対するクエリの実行すにはCortex Analyst(現在パブリックプレビュー中)を使用して構築されています。Cortex AIの新しいイノベーションにより、より多くのユーザーがCortex AIのサーバーレスの大規模言語モデル(LLM)推論、ファインチューニング、検索拡張生成(RAG)、テキストからSQLへの変換機能を利用できるようになり、開発者が迅速にエンタープライズAIアプリを構築する一方で、データチームは非構造化データを処理できるようになります。
Snowflake Intelligenceは、基礎レベルでSnowflake Horizon カタログとネイティブに統合されており、Apache Iceberg™やApache Polaris™(インキュベーション)などの業界をリードするオープンフォーマットに対応しています。この組み合わせにより、エンタープライズグレードの強力なコンプライアンス、セキュリティ、プライバシー、検出、コラボレーションといった機能が提供されます。これらの機能は、クラウドやリージョンにわたって使用可能であるため、データを保護するためのセキュリティやガバナンスの実装に費やす時間を減らし、代わりに、影響を与える取り組みにより多くの時間を費やすことができます。SnowflakeはHorizon カタログを強化し、安全で管理されたAIを大規模に提供するより高度な機能をすべてのユーザーが活用できるようにします。
詳細情報
- 「BUILD 2024」で発表されたすべてのイノベーションと発表については、Snowflakeのニュースルームで紹介しています。
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Snowflakeについて
Snowflakeは、シンプルかつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。Snowflakeのデータクラウドは、世界最大規模の数百の企業を含む世界中の数多くのお客様に利用されており、データ共有、AI/機械学習アプリケーションの構築、ビジネスの強化に貢献しています。これからは、エンタープライズAIの時代です。詳しくは、snowflake.com/ja/(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。
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Snowflake合同会社
PR担当 山中[email protected]