東芝テック、Snowflakeマーケットプレイス上でPOSパネルデータ提供を開始

October 17, 2022

データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)と東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:錦織弘信、以下「東芝テック」)、株式会社DTS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:北村友朗、以下「DTS」)は、スノーフレイクが提供する「Snowflake マーケットプレイス(以下「マーケットプレイス」)」上にてPOSパネルデータ提供のトライアルを開始します。

流通小売業や消費財メーカーにおいては、変化の激しい消費者行動を適時把握し、生産、物流、広告活動に反映していくことが求められてきています。

東芝テックは、消費者の再来店を促進するクーポンサービス「テッククーポンデリ」を展開しています。「テッククーポンデリ」は、小売店の取引情報に応じたクーポン施策を実現するサービスで、消費財メーカーは小売店へ手数料を支払うことで、特定商品の販促活動も可能です。

スノーフレイクは、クラウドによるデータシェアリングの考えに基づき「マーケットプレイス」上でクラウドをまたぐライブデータのプラットフォームを提供し、DTSはそのプラットフォームに基づいたサービス構築のサポートをしています。

東芝テックはデータプロバイダーとして、「テッククーポンデリ」を通じて小売業より了承を得たデータを統計処理し、小売店舗名が特定できないよう加工したうえで地域データとして提供することにより、社会課題の解決に寄与することを目指しています。今回のトライアルでは、一部地域に限定したデータを用いた、日別、時間帯別、JANコード別の統計加工と、店頭での販売発生後1時間以内のSnowflakeデータ更新により、「マーケットプレイス」での情報取得を可能とすることで、ライブデータの活用策を検討してまいります。

私たちは、東芝テックが推進するデータサービス事業の一環としてのデータシェアリングサービスの構築に向け、流通小売業、消費財メーカーとの共創データ作りに取り組んでまいります。

販売データの主な特長

  1. 統計情報
    特定の個人が識別できない統計情報として集計等を行った情報を使用しており、分析の対象に個人情報は含みません。
  2. リアルタイム性
    ライブデータは小売業における販売後1時間以内に更新され、エリア別の販売動向を確認できます。

なお、構築パートナーであるDTSとの取り組みとして、ライブデータのダッシュボード作りなど共創データの見える化についても、今後検討してまいります。

概要

◇商品名    :データ流通サービス Snowflake版

◇発売日    :2022年10月17日

◇発売地域 :全国

◇発売ターゲット :製造業、卸売業

スノーフレイクについて

スノーフレイクは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2022年7月31日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち510社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

 

<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
PR担当 山中
[email protected]

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