KDDI、Snowflake データクリーンルームを採用

June 27, 2023

スポーツの視聴機会の創出・拡大に向けたデータコラボレーション

 

2023年6月27日(日本時間): データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋 誠、以下 KDDI)と株式会社AbemaTV(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田 晋、以下 AbemaTV)が運営する新しい未来のテレビ「ABEMA」との、スポーツの視聴機会の創出・拡大に向けたデータコラボレーションにSnowflake データクリーンルームを採用したことを発表しました。

背景

KDDIは、サッカー日本代表チームの協賛をはじめ、各種スポーツのスポンサードのほか、株式会社運動通信社と共同でバーチャル高校野球を提供するなど幅広くスポーツの発展につながる取り組みを行っています。

KDDIおよびABEMAは、これまでサッカーファンの拡大に向けた応援番組の共同制作や配信などコンテンツの提案を通じてスポーツファンの拡大を進めてきました。さらに近年のスポーツ観戦スタイルの多様化に伴うスポーツの視聴機会の創出・拡大に向け、両社はデータコラボレーションと、コンテンツの共同調達・制作を通してスポーツファンの拡大・文化の発展を目指しています。

Snowflake データークリーンルームでデータコラボレーションを支援

国内初の顧客事例となる異業種間でのビジネス創出を目的としたデータコラボレーションにおいて、Snowflakeのデータクリーンルームは、セキュアかつプライバシーに配慮したデータ共有・活用を実現する仕組みが評価され採用されました。これにより、スノーフレイクは、ABEMAが保有する視聴履歴などの顧客データと、KDDIが保有するビッグデータ(注1)をコラボレーションし、お客さま一人一人のライフスタイルに合わせてスポーツ番組をレコメンドする仕組みの開発を支援します。

(注1)お客さまから同意をいただいたデータのみを利用します。データの取り扱いにあたっては、各関連法令を遵守し、適切な情報セキュリティを確保しています。また、個人の氏名、番地を含んだ住所、電話番号、メールアドレスなど個人の特定につながる情報は含まれません。

Snowflake データクリーンルームとは

データクリーンルームは、安全なマルチパーティコラボレーションのためのフレームワークです。従来のクリーンルームの中には、物理的なインフラストラクチャを必要とするものもありますが、Snowflakeのデータクリーンルームは、次のようなSnowflakeのコア機能を活用することで、データを別のシステムや環境に移動することなく安全に当事者間で顧客データを照合することができます。

  • どちらの当事者のPIIも公開せずに、当事者同士が顧客データを照合できる行アクセスポリシー
  • Snowflakeの外にデータを移動する必要がなく、複数のSnowflakeアカウント間でテーブルを自動的かつ安全に共有できるデータ共有

これにより、データクリーンルームは、セキュアでかつプライバシーに配慮したデータ共有・活用を実現します。

 

スノーフレイクについて

Snowflakeは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2023年4月30日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち590社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを組織全体で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

 

<本件に関するお問い合わせ>

Snowflake株式会社

PR担当 山中

[email protected]

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