Snowflake、ポーランドで積極的展開

注：本記事は(2022年1月28日)に公開された(Snowflake Gets Pragmatic in Poland)を翻訳して公開したものです。

昨年初め、当社はポーランドのワルシャワに所在する素晴らしい才能を持つエンジニアたちとの関係構築に向け、現地に事務所を開設しました。この度、当該地域で非常に評価の高いソフトウェア企業であるPragmatistsのエンジニアリングチーム受け入れによる、事務所のさらなる拡張をお伝えできることをうれしく思います。

今回の獲得により、ワルシャワ事務所には約30名の熟練エンジニアが加わり、総勢100名近い人員を抱えるに至りました。このエンジニア陣は、Snowflakeプラットフォームにおける最先端機能に従事し、当社におけるイノベーションのさらなる推進に貢献してくれます。

私たちはPragmatistsチームをよく知っており、彼らの企業文化は当社と非常に通じるものがあります。彼らはヨーロッパや北米の多くの大企業との高度なテクノロジープロジェクトを手掛けており、その彼らがSnowflakeを有意義かつ興味深いと判断し、喜んでチームに加わってくれたことを光栄に感じています。

ワルシャワ事務所では、クラウド、データエンジニアリング、分散コンピューティング分野での最先端テクノロジーを駆使して業務を行っています。エンジニアは新たなスキルを短期間で習得でき、世界有数の大企業向けの影響力の高い製品の構築に携わることができる、非常に心躍る環境となっています。

ワルシャワ事務所の業務について簡単にご紹介します。ここでは主に、数百社のサードパーティプロバイダーが提供する何百ものクエリ対応ライブデータセットやデータサービスにアクセス可能なSnowflakeデータマーケットプレイスにかかわる業務を行っています。安全なデータシェアリングにより、Snowflakeデータマーケットプレイスでは、使用量ベースのマネタイズモデルに基づいたサードパーティデータの発見、評価、購入の簡素化が実現しています。データクラウドのネットワーク効果を十分に活用できるようにすることで、データクラウドを使用する企業数が増加するとともに、それぞれの顧客における価値も向上しています。

また当社ワルシャワチームはSnowflakeコネクタ（現在非公開プレビュー中）の開発も推し進めており、Snowflakeデータクラウドによる主要なサードパーティアプリケーション、パートナーツールやフレームワークとのネイティブ統合を実現しています。これらのネイティブコネクタを利用すると、アプリケーションやシステムからSnowflakeに取り入れたデータを顧客がほぼあらゆる規模で、非常に簡単な方法で利用できるようになります。このようなテクノロジーにより、顧客のデータ統合への取り組みに要する期間を数週間から数分に短縮されることになります。当社は先日、新しいServiceNow用コネクタを発表しました。現在は非公開ベータ版となっていますが、近々すべての顧客に提供予定となっています。

ワルシャワ事務所では、請求やマネタイズプラットフォーム、マーケットプレイス運用、セールスサポートを始めとする、Snowflakeのあらゆる分野におけるツールの収集にも努めました。このチームは、当社の急速な成長を維持するためのツールセットを構築しつつ、セキュリティや法令遵守の維持を徹底するという重要な役割を担っています。

これは、ワルシャワで行われているプロジェクトの一例であり、Snowflakeデータクラウドへの継続した機能追加に伴い、エンジニアリング業務の範囲の広さやレベルの深さは増加する一途をたどっています。当社の将来的な全貌については、昨秋開催されたSnowflake Summitの基調講演をご覧ください。

Snowflakeは、製品開発に向け、その所在地にかかわらず、最高峰の人材の雇用に尽力しています。ワルシャワに留まらず、ベルリンにおいてもエンジニアリングチームが拡大しており、他のロケーションにおいても常に人員の拡充に努めています。

当社のポーランドチームは急速に拡大しています。一流のエンジニアから学びたい、クラウド、アナリティクス、データサイエンスといった重要分野でスキルアップを図りたいと思われている方は、当社の現地採用サイトをご覧いただき、ご連絡いただければと思います。