健康増進型保険 住友生命「Vitality」のデータ分析環境をSnowflake上で実現

健康診断データや住友生命「Vitality」から得られるデータを健康増進サービスの高度化へ

2024年4月23日: データクラウドを提供するSnowflake合同会社(所在地:東京都中央区、社長執行役員:東條 英俊)は、住友生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市、取締役 代表執行役社長:高田 幸徳、以下 住友生命)の健康増進型保険 住友生命「Vitality(バイタリティー)」のデータの分析基盤に、データクラウド「Snowflake」を採用したことをお知らせします。

住友生命「Vitality」は、リスクに備えるだけではなく、健康増進を応援しリスクを減らすサポートをする保険です。加入者である「Vitality 会員」数は、現在129万人を超え、その数は日々増え続けています。また多様なパートナー企業と提携し、会員がモチベーションを高め健康増進に取り組める様々な特典(リワード)を提供しています。住友生命は、人々の豊かなウェルビーイングを支えるWaaS(Well-being as a Service)をエコシステムとして展開することで、未来に続く住友生命ならではの価値の実現を目指しており、住友生命「Vitality」はその中核となります。

住友生命は、Vitality会員の様々なデータを分析していましたが、既存システムでは一部のケースで円滑にデータ分析が進まないという課題を抱えていました。特に、129万人以上の会員IDとそれに関連するデータ、例えば日々蓄積される運動履歴等は、データサイズも大きく、データ結合時に時間とコストがかかっていました。

そこで住友生命は、膨大な量のデータを最大限のスピードと効率性をもって処理できるSnowflakeのデータクラウドを保守運用面やセキュリティ観点も加味したうえで採用しました。その結果、Snowflakeのトランザクション管理とデータの パーティション化により、これまで数十分要していたファイルの結合を、数分に短縮することができました。パフォーマンスの向上に加え、使った分だけコストが発生し、必要なリソースはほぼ無制限に用意できるSnowflakeのコンサンプションモデルにより、年間で約50%のコストダウンを実現する見込みです。住友生命は、Vitalityデータ活用の高速化・利便性向上により、健康増進型の新たな保険商品・サービス開発などの価値創出を加速していきます。

Snowflakeは、住友生命のウェルビーイングを支えるWaaSの実現を今後も支援してまいります。

 

Snowflakeについて

Snowflakeは、Snowflakeデータクラウドを通じてあらゆる組織がデータをモビライズできるよう支援します。Snowflakeのお客様は、データクラウドを活用して、サイロ化したデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、多様な人工知能(AI)/機械学習(ML)ワークロードや分析ワークロードの実行を実現しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがって単一のデータエクスペリエンスを提供します。さまざまな業界の何千ものお客様(2024年1月31日時点で、2023年のForbes Global 2000(G2K)の691社を含む)が、Snowflakeデータクラウドによってビジネスを強化しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

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Snowflake合同会社
PR担当 山中
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