スノーフレイク、Microsoftとのパートナーシップを拡大

大規模な生成AIモデルと機械学習機能の向上をデータクラウドで実現

※本報道資料は米国スノーフレイク社が6月27日に発表した内容の抄訳です。

  • スノーフレイクはMicrosoftとのパートナーシップへの投資を拡大し、Microsoftの新製品Azure OpenAI、Azure MLなどとの統合に注力
  • 本パートナーシップ拡大により、現場でのコラボレーションと共同の市場展開イニシアチブが大幅に向上し、State Streetなど共通の顧客に利益がもたらされる
  • スノーフレイクとMicrosoftは、6月26~29日にネバダ州ラスベガスでスノーフレイクのユーザーカンファレンスSnowflake Summit 2023において、最新の共同プロダクトの統合に関するデモンストレーションを実施しました

2023年7月3日(日本時間) :データクラウドを提供するスノーフレイク(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は、AI、ローコード/ノーコードアプリケーションの開発、データガバナンスなどにわたる新たな製品の統合実現に向けた、Microsoftとのパートナーシップの拡大を発表しました。また両社は、共同の市場展開戦略を強化し、現場でのコラボレーションを改善するための新しいプログラムを導入し、共同ソリューションを顧客に直接提供する予定です。パートナーシップの一環として、スノーフレイクはAzureの支出コミットメントを増額し、両社が共同で市場展開の取り組みを支援します。

スノーフレイク最高収益責任者(CRO)のChris Degnan(クリス・デグナン)は次のように述べています。「進化を続けるスノーフレイクとMicrosoftのパートナーシップでは、顧客が生成AIの次の波にも参入できるよう現場でのコラボレーションを改善することに重点を置いています。Microsoftの生成AIとLLMサービスとの統合によって、共通の顧客が最新のAIモデルとフレームワークを活用できるようになり、開発者の生産性が向上します」

Microsoftのエグゼクティブ バイスプレジデント兼チーフ コマーシャルオフィサーのJudson Althoff(ジャドソン・アルソフ)氏は次のように述べています。「Microsoftは、特に次世代AIにおいて、パートナーと顧客がシームレスかつ安全にイノベーションを実現できる、最も信頼できるプラットフォームです。今回のパートナーシップの拡大を通じて、スノーフレイクのデータクラウドに関する専門知識とMicrosoftのクラウドテクノロジーおよびAI機能を組み合わせて、あらゆる業界の顧客がデータをより適切に管理、理解、統制するためのインテリジェントなソリューションを構築できるよう支援していきます」

スノーフレイクは、Microsoftとの戦略的イニシアチブを拡大することにより、業界をリードするAIソリューションでデータサイエンティストと開発者を支援していきます。また、データクラウドとAzure ML間の新しい統合の構築、およびAzure OpenAIとMicrosoft Cognitive Servicesとの統合の活用も進めます。Azure MLの統合により、共通の顧客は最新のフレームワークや統合されたCI/CDなどにアクセスして、機械学習の開発から運用までのワークフロー全体を加速できるようになります。さらに、最新のAIイノベーションを活用してインテリジェントなデータ製品を構築するため、両社はスノーフレイクの顧客がAzure Open AIとMicrosoft Cognitive Servicesを活用して簡単かつ安全にSnowflakeデータを扱えるよう取り組んでいきます。

スノーフレイクは引き続き、補完的なMicrosoft製品間の新製品トおよび改良された製品の統合を通じて、顧客にとってのシームレスなエクスペリエンスの実現を目指します。これらの製品には、データガバナンス用のPurview、ローコード/ノーコードアプリケーション開発用のPower Apps&Automate、ELT用のAzure Data Factory、データ可視化用のPower BI、その他多数が含まれます。

State Street Alpha責任者のJohn Plansky(ジョン・プランスキー)氏は次のように述べています。「投資管理の意思決定は、データの複雑なエコシステムにタイムリーにアクセスできるかどうかにかかっています。この情報を正確かつ迅速にクライアントに伝えると同時に、最先端のアナリティクス機能と洗練されたユーザーエクスペリエンスを提供することが、State Street Alphaにとっての最重要使命です。MicrosoftのAzure CloudとSnowflakeと提携することで、当社のチームは自然言語の質問と回答タイプのソリューションを使用してデータをまとめることができます。コンテンツを大規模に集約し、大規模な言語モデルと統合し、安全な方法で利用可能にして、顧客の摩擦を解消し、ほぼリアルタイムで情報を提供できるようになりました」

スノーフレイクの年次ユーザーカンファレンスであるSnowflake Summit 2023では、スノーフレイクとMicrosoftが以下のセッションで最新のプロダクトの統合をデモンストレーションしました。

  • SnowflakeとAzure Machine Learningを使用したAIのスケーリングと運用
  • Microsoftとスノーフレイクの統合デジタルトランスフォーメーション
  • 企業における生成AIとLLMの予測

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  • SnowflakeとMicrosoftのプロダクトの統合の最新情報はこちらからご覧いただけます。
  • Snowflake Summit 2023の基調演説は、こちらからオンデマンドで視聴いただけます。
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将来の見通しに関する記述について

本リリースは、Snowflake Inc.(「Snowflake」、「当社」、または「私たち」)とMicrosoft Corp.(「Microsoft」)の間の戦略的パートナーシップに関するものです。本リリースには、戦略的パートナーシップの予想される利点、および戦略的パートナーシップが私たちのビジネス、製品(開発中のものを含む)、決算結果、SnowflakeとMicrosoftの運営のその他の側面に与えると予想される影響に関して、1933年証券法27A条(その後の改正を含む)、1934年証券取引所法21E条(その後の改正を含む)の意味する範囲で、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、多くのリスク、不確定要素、仮定、およびその他の要因から影響を受けます。これらの要因により、実際に引き起こされる結果または成果が、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。これらのリスク、不確定要素、仮定、その他の要因には、(i)Snowflake Microsoftが戦略的パートナーシップを実行し、戦略的パートナーシップから期待される利益を実現する能力、(ii)SnowflakeとMicrosoftの現在および将来の顧客が戦略的パートナーシップによって生まれるソリューションを採用する意欲または能力、(iii)戦略的パートナーシップに対して競合他社が講じる可能性のある行動の結果を含む、効果的に競争するSnowflakeの能力、(iv)一般的な市場およびビジネスの状況、景気後退、または不確実性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。本リリースに記載される将来の見通しに関する記述に含まれる、もしくはそれらの記述によって予期される内容と大きく異なるリスク、不確定要素、その他の要因に関する詳細な情報に関しては、Form 10-Q(四半期レポート)およびForm 10-K(年次報告書)内の「リスク要因」などの項目に記載されています。上述のリスク、不確定要素、仮定、およびその他の要因を考慮して、いかなる将来の見通しに関する記述も、将来の出来事に関する予測として依拠してはなりません。将来の見通しに関する記述は、記述日の時点に限った記述であり、かかる記述の時点で入手可能な情報に、および/または経営陣がかかる時点で将来の出来事について抱いていた誠実な信念に、基づいています。

© 2023 Snowflake Inc. All rights reserved. Snowflake、Snowflakeのロゴ、および本書に記載されているその他すべてのSnowflakeの製品、機能、サービス名は、米国およびその他の国におけるSnowflake Inc.の登録商標または商標です。本書で言及または使用されているその他すべてのブランド名またはロゴは、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標である可能性があります。Snowflakeが、必ずしもかかる商標所有者と関係を持ち、または出資や支援を受けているわけではありません。

スノーフレイクについて

スノーフレイクは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、スノーフレイクは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2023年4月30日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち590社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを組織全体で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

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Snowflake株式会社

PR担当 山中