スノーフレイク、カスタマーによるシームレスなグローバルオペレーション管理、開発のスピードアップ、データを活用した新規事業の創出を可能にする最新のデータクラウド・イノベーションを発表

※本報道資料は米国スノーフレイク社が 11 月 16 日に発表したプレスリリースの抄訳です。 

2021 年 11 月 17 日 

スノーフレイク 

スノーフレイク、カスタマーによるシームレスなグローバルオペレーション管理、開発のスピ ードアップ、データを活用した新規事業の創出を可能にする最新のデータクラウド・イノベ ーションを発表 

 

 

  • クラウドやリージョンの垣根を越えたレプリケーションの拡張、クラウド間の新たなガバナンス機能でトラッキ ングやリネージを向上し、ビジネス継続性の維持を容易にするイノベーション。Snowpark の機能を拡張 して、アーキテクチャを合理化し、新たなユースケースを開発、複雑さを適切なデータを顧客に提供
  • Snowflake を利用することで、Siemens や 84.51°などの企業が顧客とのシームレスなデータ連携を 実現 
  • ZoomInfo が参加後 6 週間で ACV100 万ドル増を達成 するなど、Snowflake データマーケットプ レイスがパートナーの大幅な商業的成長を推進 

データクラウドを提供するスノーフレイク(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、同社の SNOWDAY イベントにおいて、統合プラットフォーム上に構築された新たな機能を発表しました。これによ って、データクラウドの可能性を広げると同時に、新たな次元のシンプルさを実現します。Snowpark  for Python の発表に加え、この最新イノベーションによって、グローバル組織がクラウドやリージョンの垣 根を越えて一貫したオペレーションが可能になります。また、データエンジニアリングチームやデータサイエンス チームがパイプラインや機械学習ワークフロー、データアプリケーションをより速く、より柔軟に構築できるよう に支援し、適切なデータを顧客の手元に簡単に届けられるようにします。

グローバル運用 

Snowflake はクラウドやリージョンの垣根を越えてシームレスな統合されたエクスペリエンスを提供し、非常 に複雑なグローバル環境であっても容易にオペレーションが行えるようにします。従来からのクラウド間での

レプリケーションとフェイルオーバー機能を拡張して最先端のビジネス継続性を実現することで、新たなイノ ベーションを追加し、さまざまなオペレーションをこれまで以上に容易に継続できるようにします 

  • 複数のクラウドアカウント間におけるレプリケーション 

Snowflake ネイティブのデータベースレプリケーションの拡張によって、ID や役割ベースのアクセス制御から ガバナンスポリシーやリソース監視までを含めたアカウントのメタデータ全体を、クラウドやリージョンの枠を超 えて自動的に同期して継続的な可用性を確保すると同時に、プライマリ・リージョンとのポイントインタイム の一貫性も確保します。この機能は現在、プライベートプレビュー中です。 

  • レプリケーションパフォーマンスの向上 

データレプリケーション機能の効率が向上したことによって、スノーフレイクの最大手の顧客の 1 社では最大 55%のパフォーマンス向上を実現しています。スノーフレイクの顧客は使った分だけ料金を支払えば良いた め、これは、顧客のレプリケーションコストが最大 55%削減されることを意味します。

  • ガバナンス機能の拡張とインテグレーション 

アクセス履歴ビュー(Access History)におけるリネージの視認性(プライベートプレビュー中)やオブ ジェクトの依存性(間もなくプライベートプレビュー開始予定)などの新機能によって、コンプライアンスチー ムは機密データの追跡や把握が可能になります。Snowflake のネイティブのガバナンス機能と新たな Governance Accelerated Program はパートナーソリューションとインテグレーションによるエコシス テム全体をサポートし、顧客のデータの発見と保護を支援します。 

開発のスピードアップ 

Snowflake は、Snowpark for Python の発表に加えて、データエンジニアやデータサイエンティスト、 開発者の Snowpark における可能性を拡大する画期的な追加機能も発表しました:

  • Snowpark:手順のすべてを Snowflake 内に保存 

複雑なアプリケーションコードの定義、実行、スケジューリングまでの手順をすべて Snowflake 内に保存 し、管理のための別のクライアントを不要にします。この機能は現在、プライベートプレビュー中です。

  • Snowpark:非構造化ファイル処理 

Java を用いた非構造化ファイルの処理は直接、Snowflake 内で機能し、Snowflake のパフォーマンス やスケール、セキュリティを活用して、画像分類、自然言語処理、オーディオの文字起こしなど、さまざまな 新たなユースケースを可能にします。この機能は現在、プライベートプレビュー中です。

  • Snowpark: ロギング・フレームワーク 

ロギング・フレームワークは、モニタリングやデバッギングを容易にして、開発における生産性向上に役立ちま す。この機能は現在、プライベートプレビュー中です。 

新規事業の創出 

データクラウドによってカスタマーはファーストパーティデータおよびサードパーティデータの発見、共有およびコ ラボレーションが可能になります。Snowflake はデータマーケットプレイスを通じ、ユーザーがデータを発 見してデータプロバイダーと直接、マーケットプレイスで取引し、”購入前トライアル“オプションを可能にする

ことで、データ製品の商品化プロセスを大幅に簡素化します。ユーザーはデータマーケットプレイスの柔軟 な従量課金モデルを利用することもできます。Snowflake はデータクラウドにおいて、以下のような成長を 遂げています: 

  • 強力な成長ネットワーク
    • マーケットプレイスで提供されるデータリストが前四半期比32%増となり、200以上 のデータプロバイダーのデータリストを提供
    • stable-edge 接続 で 100%以上の増加- データプロバイダーとデータ消費者との 接続が対前年比で 2 倍以上増加 
  • カスタマーとパートナーの多大な成功に貢献
    • 小売業のデ ータサ イ エン ス、 イ ンサ イ トお よびメデ ィ アを手が ける 84.51°は 、 Snowflake のプラットフォームとセキュアなデータ共有を利用することで、自社の Collaborative Cloud で 6,000 万世帯以上のデータを組み合わせて分析を行って います。
    • FactSet は Snowflake データクラウドの金融サービスデータを活用し、クライアント の総数は前年から 88%増加しました。
    • ZoomInfo では、Snowflake データマーケットプレイスへの掲載後、わずか 6 週間 で、年間契約額(ACV)100 万ドル増を達成しています。 

シーメンス・グローバルビジネスサービス(GBS)のデジタルソリューション責任者である Matthias  Egelhaaf 氏は次のように述べています。「世界 11 カ所に拠点を持ち、10,000 人以上の従業員を擁 するグローバルな事業部として、GBS ではさまざまな地域やビジネスユニット、外部ソースからのデータをす べてまとめる方法を必要としていました。データレイクからデータメッシュ構造のパターンまで、Snowflake を インフラストラクチャとして活用することで、グローバルなビジネスオペレーション向けにも、部署ごとのユースケ ース向けにも、あらゆるデータを集約することができます。Snowflake によって、当社はビジネスニーズに応 じて俊敏に進化するプラットフォームを得ることができ、Snowflake データクラウドは当社のデータ戦略の 重要な要素になっています。」 

Snowflake の製品担当シニアバイスプレジデントである Christian Kleinerman は次のように述べてい ます。「グローバルな事業からサイロの解消、開発のスピードアップ、データを活用した新規事業の創出まで、 データクラウドには文字通り、無限の可能性があります。こうした最新のイノベーションは、お客様が常に最 先端のテクノロジーへと進化し、ビジネス成果の点で新たな可能性を定義していくことを目的として構築さ れています。」 

関連情報: 

  • こちらで Snowflake の SNOWDAY イベント の参加登録が行えます。SNOWDAY イベントでは基調講演、エキスパートによるディープダイブ、カスタマーセッションを通じて、データクラウドにお ける最新動向を学ぶことができます。
  • LinkedIn および Twitter をフォローすると、Snowflake の最新の発表やニュースが入手して いただけます。

将来の見通しに関する記述について 

このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、Snowflake が開発中もしくはプライベートプレビュー中 の製品、サービス、テクノロジーおよびそれらの製品やサービス等の提供商品についての言及を含めて、将 来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見 通しに関する記述は、さまざまなリスク、 不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflake が証券 取引委員会に提出した 2021 年 7  

月 31 日を期末とする会計四半期に関する Forum 10-Q(四 半期レポート)内の「リスク要因」など のセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。 これらのリスク、不確実性、前提を 考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示され ている結果と比較して、実際には 大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。 そのため、 将来の見通しに関するいかなる記 述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。 

スノーフレイクについて: 

Snowflake は、Snowflake のデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにし ます。お客様には、データクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを発見してセキュアに共 有し、多様な分析ワークロードを実行していただけます。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、 Snowflake は複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千もの お客様(2021 年 7 月 31 日時点で、2021 年 Fortune 500 社のうちの 212 社を含む)が、 Snowflake データクラウドを自社のビジネスの向上のために活用しています。詳しくは snowflake.com をご覧ください。

 

<本件に関するお問い合わせ>
Snowflake株式会社
マーケティング本部 中島悠希 [email protected]

以上