データドリブン経営や文化を実現するにはデータをエンジニアやデータサイエンティストだけのものではなく、さまざまな立場や経験を持った人が活用するデータ民主化を目指す必要があります。しかしこれを実現するには、データのパイプラインを整えたりデータアプリケーションを構築してきたエンジニアやデータサイエンティストの力が必要です。どんなスキルやバックグラウンドを持っていたとしても必要な時、簡単にデータを活用できるようにするためには誰でもデータの恩恵を受けられるようにする場所を作り、環境を構築する「BUILDER」たちの活躍が不可欠です。
BUILDシリーズイベントは、多くの人たちがデータを利活用できる世界を作り出すために最前線で活躍する開発者のためのイベントです!
ADENDA
BUILDするすべての人へ〜データアプリケーションを支えるSnowflake
SnowflakeはDWHのサービスとして分析用途に利用するというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、SnowflakeはDWHのみならず、そのほか多くのワークロードを実行することが可能です。その代表的な例の一つにアプリケーションの裏側で利用するデータ処理のワークロードが存在します。本セッションでは高速かつ柔軟な連携が求められるデータアプリケーションをも支えるSnowflakeの多彩な機能や魅力を紹介します。
加藤 涼太
Sales Engineer
Snowflake株式会社
スノーフレイク日本法人でセールスエンジニアを担当。
新卒で独立系SIerのTISに入社しアプリケーションエンジニアとして金融系のお客様向けのアプリ開発を行った。
その後、日本オラクルにてOracle Cloud の IaaS/PaaSを扱う組織でセールスエンジニアとして在籍。
スノーフレイクでは主に金融、ヘルスケア、テックなどのお客様への支援に従事
datagustoで始める一歩先のデータ分析 with Snowflakeデータマーケットプレイス
こんなデータがあればこんなデータ分析やあんなデータ分析ができるのに、と思ったことはありませんか?datagustoならお手持ちのデータとSnowflakeデータマーケットプレイスの多種多様なデータを組み合わせた分析を簡単数ステップで実現できます。本セッションではSnowflakeデータマーケットプレイスで公開されている天気データや国勢調査データを用いた分析のデモをお見せしながら、お手持ちのデータを超えて簡単に外部から美味しいデータを購入できることで普段のデータ分析をより美味しくするという、datagustoがSnowflakeと描く一歩先のデータ分析の世界をご紹介します。
中村 達哉
CTO
株式会社datagusto
2019年に大阪大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。専門領域はWebデータマイニング。その後、ヤフー株式会社にエンジニアとして入社し、社内データ利活用に関するサービス開発運用に従事。
Snowflakeデータマーケットプレイスはデータ分析のブレイクスルーだ!
データ分析者にとって、データプレパレーションと呼ばれるデータ分析の下準備作業、例えば、データの入手、ダウンロード、仕様の理解、不要なデータの除去など、は大きな負担になっています。
しかし、Snowflakeデータマーケットプレイスにはその景色を一変させる力があります。そこには分析ですぐに使えるデータセットが揃っており、注文すればすぐに自分のデスクトップにデータが並ぶ感覚です。
また、これまでデータの消費者だった側が、自社データや分析の過程で生成したデータセットを簡単にシェア・販売することができます。つまり、データの生産者側になることができるのです。これはデータビジネスにおけるシェール革命です。
このセッションでは、Prepper Open Data Bankというデータシェアサービスを開始したtruestarが、データ分析者側とデータプロバイダー側の両視点から、Snowflakeデータマーケットプレイスの魅力を熱くお伝えします。
藤 俊久仁
代表取締役社長
株式会社truestar
著書 | データビジュアライゼーションの教科書(秀和システム)
twitter | @VToshikuni
Blog | blog.truestar.co.jp
パネルディスカッション: データアプリケーションとデータシェアリングがデータ民主化を加速する〜すべての組織がデータドリブンになる世界を目指して、立ち上がれBUILDERたち!
データがエンジニアやデータサイエンティストだけのものではなく、さまざまな立場や経験を持った人が活用するーデータ民主化ーを通してデータドリブン文化が実現します。どんなスキルやバックグラウンドを持っていたとしても必要な時、簡単にデータを活用できるようにするためにはデータシェアリングによるパイプラインの簡素化により必要なデータを提供し、データアプリケーションの提供を通して誰でもデータの恩恵を受けられるようにする「BUILDER」たちの活躍が必須です。このパネルディスカッションでは日本でいち早くデータ/データアプリケーションプロバイダーとして立ち上がったtruestar社とdatagusto社にお話をお伺いします。
藤 俊久仁
代表取締役社長
株式会社truestar 藤さんのご紹介は上記参照。
パー麻緒
CEO
株式会社datagusto
大阪大学修士課程(経済学)修了後、お茶の水女子大学博士課程へ進学。2017年に外資系コンサルティング会社に就職し、企業のデータガバナンス案件やBI、AI案件に2年半従事。Tableauのエヴァンジェリストに選出され、社内のコミュニティ形成の専門性も持つ。その後、AIスタートアップにて事業開発を担当。
KT
プロダクトマーケティングマネージャー
Snowflake株式会社
情報系システム導入のプロジェクトマネージャーや各種プロダクトの研修講師などを歴任したのち、ビジュアル分析ツールTableauでプリセールスコンサルタントとして年間300を超える顧客へ提案支援やデモンストレーションを行った。2020年6月よりスノーフレイクでセールスコンサルタントとして顧客の導入を支援し、2021年4月より現職。
プロダクトが掲げるコンセプトやメッセージを人々に伝えるエヴァンジェリストとして活動しながら、プロダクトを愛する人々の集まりであるコミュニティを作り育んできた経歴を持つ。500人を超える卒業生を輩出するデータドリブン文化醸成を目指す人々のためのDATA Saber認定制度の創設者。YouTubeでデータ活用の在り方や技術について配信中。著書に「データドリブンの極意(技術評論社)」