スノーフレイク、小売業界のコラボレーションを可能にして 優れた顧客エクスペリエンスの提供、オペレーションの最適化を実現する リテール データクラウドを提供開始

 

  • 業界全体でデータサイロを排除し、企業のアジリティを高めてパーソナライズしたより優れたカスタマーエクスペリエンスの提供、オペレーションの最適化を実現
  • 84.51°、Albertsons、Kraft Heinz、楽天など、1,000以上の小売および消費財企業がSnowflakeを採用*

データクラウドを提供するスノーフレイクニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、Retail Data Cloud(リテール データクラウド)の提供開始を発表しました。スノーフレイクのリテール データクラウドを活用することで、小売業者やメーカー、流通業者、消費財(CPG)販売業者および小売業界のテクノロジープロバイダーは、スノーフレイクのデータプラットフォーム、スノーフレイクおよびパートナーが提供するソリューション、業界別のデータセットを統合したリテールデータクラウドによって、自社データの活用や新規データへのアクセス、小売業界全体を通じたシームレスなコラボレーションが可能になります。スノーフレイクはパートナーのエコシステムと連携して企業のアジリティを高めるとともに、よりパーソナライズした優れたカスタマーエクスペリエンスを実現し、業界全体で企業のオペレーションを最適化します。

現在、小売業界では世界的に消費者と小売業者、ブランドとの関わり方の変化に直面しています。最適なデータやインサイトを入手し、特定して、不確実な業界で事業を推進していくことは困難になっています。また、デジタル化やeコマースの加速、消費者からの期待の高まり、サプライチェーン全体の変革など、小売業者にはさまざまな変化への対応が迫られています。こうした急速に変化する環境に対応するために、業界ではデータサイロを排除して安全かつ統制されたデータアクセスを提供できるプラットフォームが求められています。

スノーフレイクのリテール データクラウドを活用することで、企業は次のようなメリットが得られます。

  • あらゆるデータの統合-情報源、速度、形式に関わらず、ほぼすべてのデータを一元化して、信頼できる唯一の情報源として運用することができます。
  • データガバナンスによる規制準拠の実現-データクリーンルーム機能を始めとする簡単に運用できるセキュリティ機能や、双方の機微なデータをさらすことの無い結合、制限付きクエリ、集中的ロールベースアクセス制御(RBAC)、行/列レベルの難読化などの監査可能な機能が搭載されており、データ移動やPIIを開示するリスクなしにデータを共有することができます。
  • 柔軟なパフォーマンスによるオペレーションの最適化-季節的なデータ分析ニーズに対応するための規模の拡張や、効率性や生産性を高めるために規模を縮小したりすることができます。
  • エコシステムを通じてシームレスなデータシェアリング-ほぼリアルタイムで3つの主要なクラウドプラットフォームを通じてデータを共有できます
  • 事前構築済みの業界別ソリューションの活用-標準的なデータモデルからAI/MLによるインサイトまで、スノーフレイクのパートナーネットワークによって開発されたソリューションを活用することで、価値実現までの時間を短縮し、投資効果を拡大できます。

すでに、小売・消費財業界最大手の数社がスノーフレイクのリテール データクラウドを活用して、ビジネスのアジリティを高め、イノベーションを加速させています。

  • 84.51-小売業のデータサイエンス、インサイト、メディア企業である84.51°は、Snowflakeを活用して消費財(CPG)の顧客企業やエージェンシー、パブリッシャーとの間で安全なデータ連携を実現させ、よりパーソナライズされて関連性を強めたカスタマーエクスペリエンスを創出しています。84.51°のファーストパーティのトランザクションデータには、84.51°のCollaborative Cloudで利用できる6,000万のKrogerのメンバーカードのデータが含まれています。
  • Albertsons-スーパーマーケットチェーンのAlbertsonsでは、スノーフレイクのリテールデータクラウドを活用して、2,200店を超す店舗のデータを単一の統合ビューで表示できるようにすることで、顧客サービスの向上に役立てています。
  • Kraft Heinz – デジタルテクノジーの業界リーダーであるKraft Heinz社は、スノーフレイクのリテール データクラウド内に高度なクラウドデータプラットフォームを構築することで、イノベーションのペースを速めてマーケットプレイスの変化により迅速に対応できるようにしたことで、「人生を美味しくしよう」という会社の目標の実現をさらに推進しています。
  • 楽天-電子商取引とオンラインショッピングの大手である楽天では、Snowflakeを活用して北米地域のビジネスオペレーションを拡大し、安全でほぼリアルタイムのデータアクセスをベンダーや販売パートナーに提供しています。

Kraft Heinzの機械学習オペレーショングローバルヘッドのホルヘ・バレストラ(Jorge Balestra)氏は次のように述べています。「グローバルな消費財企業として、市場の変化に素早く対応できる能力は、先行き不透明な昨今においてオペレーションを最適化していくためには非常に重要です。スノーフレイクのリテール データクラウドによって、当社は商品の受注、在庫、製造に関して無数にある情報源のデータを結び付け、ほぼリアルタイムでAlbertsonsを始めとするパートナーとデータ連携が行えるようになり、すべてのデータを一カ所に集めてエンド・ツー・エンドでサプライチェーンを可視化して当社のビジネスからあいまいさを排除することができました。当社のデジタルトランスフォーメーション(DX)にとってSnowflakeは不可欠であり、Snowflakeのおかげでお客様のためのイノベーションにリソースを集中させられるようになっています。」

リテール データクラウド パートナーソリューション

リテール データクラウド内で、顧客企業は業界別のソリューションにアクセスしてベストプラクティスを活用し、価値実現までの時間を短縮して全体的な効果を一層、高めることができます。今回、以下の構築済みパートナーソリューションが新たに発表されています:

小売・消費財企業向けにカスタマイズされたパートナーソリューションの詳細は、こちらをご覧ください。

Snowflakeの小売・消費財(CPG)部門のグローバルヘッドであるRosemary Huaは次のように述べています。「スノーフレイクのリテールデータクラウドにある小売・消費財(CPG)向けジョイントソリューションのパッケージは、データを有効化してビジネス価値を高めていくために必要なデータアクセスやガバナンス、データシェアリングを提供することで、変革の次の波を促すことができます。小売業者やCPG企業はデータクラウドでパートナーや業界各社と連携してデータドリブンなアクションを取り、急速に変化する環境での顧客サービスを向上させることができるようになります。」

関連情報: 

* 2022年1月31日現在.
**2022年1月31日現在。2021年のフォーチュン500リストに基づく。なお、フォーチュン500社リスト中の顧客数は、フォーチュン誌の最新のフォーチュン500リスト、および当該顧客に関する買収、統合、スピンオフその他の市場活動に伴う調整のため、変更される場合があります。

将来の見通しに関する記述について

このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、開発中または一般に提供されていないSnowflakeの製品、サービス、テクノロジーならびに提供商品、およびこれらの製品やサービス等の提供商品とサードパーティ製品やサービスとの統合もしくは相互運用性についての言及を含めて、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見 通しに関する記述はさまざまなリスク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflake が証券 取引委員会に提出したForum 10-Q(四 半期報告書)およびForm 10-K(年次報告書)内の「リスク要因」などのセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。これらのリスク、不確実性、前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。そのため、将来の見通しに関するいかなる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。

スノーフレイクについて

Snowflakeは、Snowflakeのデータクラウドによってあらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2022年1月31日時点で、2021年のFortune 500社のうち241社、2021年のForbes Global 2000(G2K)のうち488社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ:
Snowflake株式会社
マーケティング本部 中島悠希  [email protected]