スノーフレイク、新たにサイバーセキュリティワークロードの提供を開始 データクラウドを利用した脅威の検知と対処を支援

※本報道資料は米国スノーフレイク社が6月7日に発表した内容の抄訳です。

• スノーフレイクの新たなサイバーセキュリティワークロードにより、安全でスケーラブルな統合データプラットフォームを実現。死角の排除と脅威への対処をクラウドレベルでセキュリティチームをサポート
• CSAA Insurance Group、DoorDash、Dropbox、Figma、TripActionsなどのお客様が、Snowflakeのサイバーセキュリティワークロードを利用し、データの統合、ほぼ無制限の可視化、強力なアナリティクスによる脅威への対処の高速化を推進
• Hunters、Panther Labs、Securonixなどのサイバーセキュリティパートナーが、コネクテッドアプリケーションによってお客様のSnowflakeアカウント上でセキュリティ機能を提供

データクラウドを提供するスノーフレイク（ニューヨーク証券取引所：SNOW）は本日、企業のサイバーセキュリティチームがデータクラウドを用いてより適切に自社を保護できるようにするために、新たなサイバーセキュリティワークロードの提供を開始することを発表しました。Snowflakeのプラットフォームと、コネクテッドアプリケーションによってセキュリティ機能を提供する広範なパートナーエコシステムを活用することで、サイバーセキュリティチームはクラウドレベルで迅速に可視化と自動化を実現することができます。 

現在、企業は絶えず変化する脅威に直面しており、Forrester社*によると55%のセキュリティエキスパートは過去12か月間に自社でサプライチェーンやサードパーティプロバイダーを巻き込むインシデントや侵害が発生したと述べています。古いセキュリティ情報管理システム（SIEM）を中心として構築された現行のセキュリティアーキテクチャは、サイバー脅威の一歩先を行くために必要なデータの量や種類に対応できるように設計されていません。古いSIEMには、データ取得コストや保持期間の制限、独自のクエリ言語といった制約があるため、セキュリティチームは自社を守るために必要な可視化を担保できず悪戦苦闘しています。

スノーフレイクのサイバーセキュリティワークロードにより、お客様はSnowflakeのプラットフォームのパワーと伸縮性を生かし、構造化ログ、半構造化ログ、非構造化ログをネイティブに処理できるようになります。サイバーセキュリティワークロードは現在プライベートプレビュー中であり、これを利用することで、お客様は何年にもわたる大量のデータを効率的に保管し、スケーラブルなオンデマンドのコンピューティングリソースを利用して検索を行い、SQLやPythonなどの汎用言語を用いてインサイトを獲得できます。また、企業はSnowflakeを用いてセキュリティデータとエンタープライズデータをシングル・ソース・オブ・トゥルース（信頼できる唯一の情報源）に一元化することにより、HRシステムやIT資産管理から取得したコンテキストデータを検知や調査に利用してアラートの忠実度を高めたり、大量のデータに対して高速でクエリを実行したりできます。セキュリティチームは、セキュリティ体制を総合的に可視化し、膨大なデータ取得コストやデータ保持コストを負担することなくデータサイロを解消することができます。サイバーセキュリティワークロードは、脅威の検知と対処以外にも、セキュリティコンプライアンス、クラウドセキュリティ、IDおよびアクセス、脆弱性の管理など、幅広いユースケースに対応します。 

出張、コーポレートカード、経費管理のオールインワンソリューションを提供する有数の企業であるTripActions社は、データクラウドを用いた長期的なサイバーセキュリティデータ戦略に投資しています。 

TripActions社のSr. Director of Security, Compliance & TrustであるPrabhath Karanth氏は、次のように述べています。「弊社では、Snowflakeをセキュリティデータレイクとして利用することで、セキュリティプログラムアーキテクチャを簡略化し、データ管理の間接費を排除しています。弊社がセキュリティ体制を完全に可視化することによって、死角をなくし、ノイズを減らし、信頼性が最も重視される場面でユーザーに信頼性を提供し続ける上で、Snowflakeは極めて重要な役割を果たしてきました。Snowflakeの最先端のテクノロジースタックを導入することは、弊社のサイバーセキュリティ戦略の中核的な要素です。」 

スノーフレイクの充実したパートナーエコシステムにより、トップクラスのセキュリティを実現

スノーフレイクは、セキュリティ業界を変革し、お客様が自社のニーズに合ったトップクラスのアプリケーションを選べるようにするために、広範なパートナーエコシステムに重点的に投資しています。また、Hunters社、Panther Labs社、Securonix社などのパートナーと密接に協力し、コネクテッドアプリケーションを用いたデータクラウドによって業界有数のサイバーセキュリティ機能をお客様に提供しています。

Snowflakeの現代的なセキュリティアーキテクチャを利用することにより、お客様は自社のデータをコントロールし、既存のSnowflake環境で既製のコンテンツやセキュリティ機能を活用し、あらゆるサイバーセキュリティユースケースで単一のデータコピーを使用することができます。スノーフレイクは、独自のデータクラウド、緊密に統合されたコネクテッドアプリケーション、Snowflakeデータマーケットプレイス上にあるプロバイダーのデータを駆使し、セキュリティ目標の達成を目指すセキュリティチームを後押しする新しい標準アーキテクチャを開発しています。

スノーフレイクの投資部門であるSnowflake Venturesは、Snowflakeデータクラウドの普及と採用を促進、拡大するための手助けとなる企業に重点的に投資しています。Hunters.ai社、Lacework社、Panther社、Securonix社投資しました。これらの投資は、製品を連携させて、セキュリティデータサイロを解消し、共通のお客様がデータを重視した戦略を実行できるようにするために役立っています。

スノーフレイクのサイバーセキュリティ戦略責任者であるOmer Singerは、次のように述べています。「スノーフレイクは、セキュリティデータレイクの発展をリードしており、セキュリティチームが自社のデータとアナリティクスを安全でスケーラブルな統合データプラットフォームに一元化するための支援をしています。スノーフレイクのサイバーセキュリティワークロードを利用することで、サイバーセキュリティチームはデータクラウドをますます活用し、さまざまな利害関係者と協力して自社を守るための重要なミッションを達成できるようになります。」

2022年6月13-16日にネバダ州ラスベガスで開催されるSnowflake Summit 2022では、スノーフレイクのさまざまなお客様やパートナーがプレゼンテーションを行い、Snowflakeをサイバーセキュリティにどのように活用しているかを紹介します。サイバーセキュリティに関するセッションのスケジュールを確認し、こちらから参加をお申し込みください。

​​プレスリリース向け賛同コメント

「スノーフレイクのサイバーセキュリティワークロードと、Securonixのセキュリティアナリティクスに対するオープンなアプローチは相性が良く、共通のお客様はクラウドレベルでより迅速にサイバー脅威に対処できるようになります。」Sachin Nayyar（Securonix社、CEO）はコメントします。「コネクテッドアプリケーションとして、そしてパートナーとしてSnowflakeをサポートすることで、弊社はお客様が求める管理体制とコスト効率、脅威に対する高度な検知機能と対処機能を提供することができます。」

「弊社では、セキュリティデータレイクとして利用しているSnowflake上のあらゆるデータソースにアクセスできるため、複数の攻撃対象領域をより適切に相関させ、アナリティクスを自動で実行することができます。」Pallavi Damle（Netgear社、エンタープライズサイバーセキュリティ担当副社長）はコメントします。「その結果、弊社側からより迅速にインシデントに対応できるようになりました。 

関連情報 

• サイバーセキュリティワークロードについて、詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。
• Snowflakeの新たなサイバーセキュリティワークロードについて、詳細をご確認ください。
• LinkedInやTwitterで、Snowflakeの最新のニュースや発表をチェックしましょう。

*「Predictions 2022: Cybersecurity, Risk, and Privacy」（2022年の予測：サイバーセキュリティ、リスク、プライバシー）、Forrester、2021年8月28日発行

将来の見通しに関する記述について
このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、（i）Snowflakeの事業戦略、（ii）開発中または一般に提供されていないSnowflakeの製品、サービス、テクノロジー、（iii）市場の拡大、トレンド、競争状況に関する考察、（iv）Snowflake製品とサードパーティプラットフォームの統合およびサードパーティプラットフォーム上でのSnowflake製品の相互運用性と可用性についての言及など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、さまざまなリスク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflakeが証券取引委員会に提出するForm 10-Q（四半期レポート）やForm 10-K（年次レポート）内の「リスク要因」などのセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。これらのリスク、不確実性、前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。  そのため、将来の見通しに関するいかなる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。

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スノーフレイクについて
スノーフレイクは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様（2022年4月30日時点で、2021年のForbes Global 2000社（G2K）のうち506社を含む）が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、snowflake.comをご覧ください。

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Snowflake株式会社
PR担当 山中
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Source: Snowflake Inc.