三菱商事、同社グループ企業とのデータ基盤プロジェクト「DATA SMART」にSnowflake を採⽤

第⼀弾は、三菱⾷品、レンタルのニッケンで基盤構築しデータ活⽤を促進

2023 年12 ⽉20 ⽇:データクラウドを提供するSnowflake 合同会社(所在地:東京都渋⾕区、社⻑執⾏役員:東條 英俊)は、三菱商事株式会社(所在地:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑ 中⻄ 勝也、以下「三菱商事」)のIT サービス部が主幹する、同社グループ企業とのデータ基盤プロジェクト「DATA SMART」の基盤にSnowflake が採⽤されたことをお知らせします。

三菱商事は、天然ガス、総合素材、化学ソリューション、⾦属資源、産業インフラ、⾃動⾞・モビリティ、⾷品産業、コンシューマー産業、電⼒ソリューション、複合都市開発の10 グループに産業DX 部⾨、次世代エネルギー部⾨を加えた体制で、幅広い産業を事業領域として多 ⾓的なビジネスを展開しています。

データ基盤の構築には、ベンダー選定や、安全性確保、コスト増⼤など様々な課題があります。また各グループ企業で異なるデータ基盤を構築すると、グループ全体でデータを活⽤する際に、専任データエンジニアの配置など、追加の時間・コストが発⽣します。そこで、三菱商事は、「DATA SMART」プロジェクトを⽴ち上げました。グループ全体でのDX を推進する為、各グループ企業間で連携可能なデータ基盤の構築を⽬指しています。

具体的には、グループ企業へのSnowflake の導⼊⽀援を通じ、グループ全体でデータ基盤の整備を⾏っています。希望するグループ企業は、Snowflake をデータ統合・分析・共有の基盤として活⽤できるほか、Snowflake が有するデータシェアリング機能により、各企業が保有するデータのうち、必要なものをリアルタイムかつ安全に共有することも可能になります。

三菱商事は、Snowflake のマルチクラウド、ニアゼロメンテナンスなどのアーキテクチャを評価しています。また、グループ企業間でのデータコラボレーションを実現することにより、三菱商事グループならではの総合⼒を更に強化していくことができると期待しています。

【事業会社の事例】

三菱⾷品株式会社

三菱⾷品は、「⾷のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスとして掲げ、約6,500 社の仕⼊先から約3,000 社の⼩売業(合計16 万店舗)に、多岐にわたるカテゴリの商品を供給しています。同社は、取引から得た広範なデータを効果的に活⽤するため、データ統合プラットフォームとしてSnowflake を採⽤し、データ移⾏を進めています。今後の展望として、同社が保有する内部データに、⾷品流通分野に関連する外部データを組み合わせた多⾓的なデータ分析と活⽤の推進を⽬指しています。

株式会社レンタルのニッケン

レンタルのニッケンは、⼟⽊・建築・産業関連機械を中⼼とした約4,700 種類約115 万点の商品のレンタル、⾃社商品の開発・製造・販売を⾏っています。レンタルのニッケンは点在する膨⼤なデータとそれを活⽤したBI ツール化を⽬指しており、データ分析基盤としてSnowflake を採⽤しました。今後は、統合データから管理指標を⾃動算出し、それを三菱商事とも常時共有することで、経営管理⾼度化、株主である三菱商事との連携強化を⽬指します。

 

Snowflakeについて

Snowflakeは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2023年10月31日時点で、2023年のForbes Global 2000社(G2K)のうち647社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、http://snowflake.com をご覧ください。

 

本件に関するお問い合わせ
Snowflake合同会社
PR担当 山中
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