Snowflake Ventures、IDセキュリティを簡素化するためにVezaに投資

IDセキュリティとアクセスガバナンスは、企業のセキュリティチームにとって重要な機能ですが、多くの場合、大規模な管理には多大な時間とリソースが必要です。大量の機密データを扱う企業は、データセキュリティとプライバシー規制の進化するランドスケープに常に対応する必要があるため、こうした企業にとって、アクセスガバナンスは特に重要となります。週に数十人の従業員のオンボーディングを行う大企業の場合、アクセスのプロビジョニングは複雑で時間のかかる作業であり、しかも誤ると重大な結果を招く可能性があります。
IDセキュリティプラットフォームであるVezaにSnowflakeが投資することによって、Snowflakeのお客様は従業員のオンボーディングとアクセスのプロビジョニングを簡略化できるようになります。Veza for Snowflakeは、機密データへの最小限の権限でのアクセス、重要なIDリスクの特定とアラート、アクセス制御の簡素化を実現します。Snowflakeと金融サービス業界のグローバル企業はともに、IDガバナンスの管理、可視性、セキュリティのためにVezaを使用しています。
Vezaは、Snowflakeのコアガバナンスインサイトを取り込んで可視化する
Snowflakeのお客様は、Snowflakeマーケットプレイスを通じてVezaプラットフォームに迅速にアクセスできます。VezaとSnowflakeを併用することで、強力なIDデータとSnowflakeのコアガバナンスデータを組み合わせて、より強力なインサイトと可視化を実現できます。Vezaは、ネイティブのデータ分類、マスキングポリシー、アクセス履歴とともに、行アクセス、投影ポリシー、集計ポリシーなどのSnowflakeガバナンスデータを、独自のアクセスグラフやレポートに取り込んで可視化できるようにします。セキュリティチームに対しては、VezaはSnowflakeのネイティブなアクセスリクエストワークフローと統合し、アクセス管理の合理化、ServiceNowを通じたロール推奨の自動化、Snowflake Trust Center内の統合ビューの提供を実現します。
Vezaは、企業のセキュリティチームに対し、Snowflake内だけでなく、すべてのアプリケーション、データシステム、クラウドインフラストラクチャにわたる、アクセス権限の包括的なビューを提供します。この可視性により、あらゆる規模の企業が「誰が何にアクセスできるか」を把握できるようになり、潜在的な侵害のリスクを最小限に抑えられます。特に金融サービスなどの規制の厳しい業界の主要なエンタープライズ企業は、コンプライアンス要件のサポートにおいて、VezaとSnowflakeを信頼しています。
このパートナーシップの拡大を通じて、VezaはSnowflakeのフルマネージドAIサービスであるSnowflake Cortex AIを活用し、Veza Access AIなどのAIを活用した機能を強化していきます。SnowflakeとVezaは、今後も協力して、Snowflakeプラットフォームのアクセスガバナンスとセキュリティ機能を拡張し、提供していきます。
Veza Identity Security Platformに関心を持たれたSnowflakeのお客様は、Snowflakeマーケットプレイスからお試しいただけます。