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JUN 13, 2026/約1分で読めます展望

要求と設計:データエンジニアリングにおける2つの大きな転換への対応

現在のデータエンジニアリングは、機能面と形態面という2つの大きな転換期のただ中にあります。1つ目の変化は明白です。AIは、ほぼすべてのレベルでデータエンジニアの機能を根本から再定義しています。AIのデータに対する飽くなき欲求は、データエンジニアリングチームに桁外れの要求を突きつけています。これは成功に不可欠な要求である一方で、維持するのが非常に困難です。2つ目は形式の変化であり、データエンジニアがこれらの増大する新たな要求にどのように対応するべきかという変化です。データエンジニアは、主に定型的な手作業からより戦略的な実行へと移行しており、ソフトウェア開発のベストプラクティスを取り入れて自身の業務を高度化しています。データエンジニアはもはや単なるデータの整備士やパイプラインの構築者ではなく、あらゆるデータドリブンな組織の運用アーキテクトとなっています。そして現時点において、この変化は後戻りすることはできません。

モダンデータエンジニアリングを考えるとき、もはや一つひとつの点を手作業でつなぐことに焦点は当てられません。そのような方法では、AIのニーズを満たすようにスケールさせることができないからです。指数関数的に増加する大量のデータが急速に入手可能かつ使用可能になる中で、エンジニアはそれに遅れを取らないよう、より効率的に作業する必要があります。そこで、パイプライン構築に対するよりモダンで宣言型のアプローチが、データエンジニアの状況を一変させます。各ステップの細部を抽象化し、代わりに目的とする最終状態に焦点を当てることで、データエンジニアは生産性を飛躍的に高め、以前は手の届かないと思われていた成果を上げることができます。

コーディングエージェントを例に挙げてみます。ほんの数か月の間に、Cursor、Claude Code、Snowflake Cortex Codeなどのツールは、ソフトウェア開発、ひいてはデータエンジニアリングの考え方に革命をもたらしました。では、どのような方法があるでしょうか。何年もの間、データエンジニアリングチームはソフトウェア定義のライフサイクルからベストプラクティスを密かに採用してきました。インフラストラクチャをコードとして扱い、データパイプラインがステートレスなソフトウェアコードに酷似するような、構造化されてバージョン管理された環境を構築しています。これらのAIコーディングエージェントは、ソフトウェアエンジニアリングの問題について集中的にトレーニングされているため、このモダンな形式のデータエンジニアリングにも極めて容易に適応できます。

よりモダンで宣言型の考え方へとアプローチを移行させることで、AIツールを機能させるための適切な条件が整います。しかしさらに重要なのは、AIを大規模に運用するために必要なセーフティネットが提供されることです。以前は、パイプラインを修正するには本番環境で直接生のSQLコマンドを実行する必要がありましたが、何かが破損した場合、何が問題だったのかを調査するのは非常に複雑でした。現在、モダンな手法では、変更内容をバージョン管理にチェックインします。そして、正常な状態であることが確認された場合のみ、テストおよびデプロイを実行します。変更を簡単にテストしてロールバックできる機能を持つことは、AIによるデータワークフローの記述や管理を信頼する前の厳格な前提条件です。

もちろん、AIを信頼するとは盲信することではありません。むしろ重要なのは、基盤となるデータエンジニアリングプロセスへの信頼を築くことです。すでに何千ものデータパイプラインを同時に実行している組織も見られ、すべての可動部分を人間が監視することは事実上不可能な状況に達しています。まもなく、ソフトウェアエージェントが実際のパイプライン構築の大部分を担うエージェント型AIへと移行していくでしょう。データエンジニアの役割は再び高度化し、個々のスクリプトの記述から、高度なデータモデリングやシステム要件の定義へと移行します。データエンジニアはよりビジネスに近い立場で機能し、AI、アナリティクス、アプリケーションのためのデータの可用性と品質を確保するようになります。

最終的に、データエンジニアリングの未来は、データを移動させるためのより優れたスクリプトを書くことではありません。データを自動的につなぐ、障害に強いシステムを構築することにあります。リード開発者アドボケイトであるGilberto Hernandezが、「Build Pipelines for AI:An Essential Guide to Smarter Data Engineering」を執筆したのはそのためです。ここでは、データパイプラインのITD(取り込み、変換、配信)フレームワークについて解説し、各ステップに関連する従来のアプローチの長所と落とし穴の両方を検証しています。また、データエンジニアリングチームが目の前で変化する状況に適応し、待ち受ける未来に備えるために役立つモダンなツールや手法に焦点を当てています。

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