注:本記事は(2022年5月25日)に公開された(Supercharge Your Career with SnowPro Certification)を翻訳して公開したものです。

非常に多くのITプロフェッショナルたちが、認定資格取得のために貴重な時間を費やし、さまざまな試験を受けていることを不思議に感じたことはありませんか?単に試験を受けることを楽しんでいるのでしょうか?年間で最多の試験に合格した人に、何かご褒美があるのでしょうか?それとも、認定試験のために勉強し受験することに他の理由があるのでしょうか。

試験運営ベンダーであるピアソンVUEが発行する「2021 Value of IT Certification Report(2021年度IT認定資格に関する調査レポート)」によると、アンケート回答者の73%が、スキルアップや最新のテクノロジートレンドに遅れないようにするためにはIT認定の取得が必要と回答しています。さらに、56%の回答者は、昇進や昇給によるキャリアアップの手段として認定を取得したと回答しています。これらの結果は、SnowflakeのSnowPro認定取得者が回答したSnowflake認定取得の動機と一致しています。SnowPro認定試験受験者の57%以上がSnowflake認定取得の理由として、個人としてのスキルアップやキャリアアップを挙げています。

数名の熱心なSnowPro認定取得者に、資格取得にどのような価値を見出したか、どのように試験対策を行ったか、キャリアアップのためにSnowPro認定を取得する目指す理由、について聞いてみました。

#SnowPro認定取得を目指すべき理由

Snowflake認定は、当社に対する外部からの評価としてクライアントに示すことができます。個人的には、認定を取得することで、その認定資格の内容を把握しているだけではなく、自身が日常的に関わっていないことも含めてあらゆるマテリアルを学習する意思があることを示すことができると感じています。

認定取得後、より多くの責務を任され、より難しいタスクに関わることが認められるようになりました。その中には、アーキテクチャ関連の業務も含まれています。また、他の人からアドバイスを求められたり、指示を仰がれたりするようになり、同僚と一線を画すことにも役立ちました。

Maja Ferle(In516ht社、シニアコンサルタント)

認定の取得は、顧客とのコミュニケーションにおいて自身の知識を生かしたり、自信をもって話を進めることができるという点で有効です。認定取得についてソーシャルメディア上で公表することで、トラフィックも大幅に増加し、コンタクトをも増加するという素晴らしい効果がありました。

SnowPro Core認定取得済みの求職者は、ほとんどの場合、他者と圧倒的な差をつけて技術面談のプロセスを通過していきます。

Chris Hastie(InterWorks社、データエンジニア)

認定は、Snowflakeとのパートナーシップを強化するという当社の使命を支えるものとなっています。また、特定の顧客のためのさまざまなプロジェクトを実施する上でも認定の取得は必須となります。SnowPro認定者がチーム内にいることで、Initionsはさまざまなクライアントプロジェクトに携わることができるようになりました。

Tobias Trawka(Initions社、ビジネスインテリジェンスコンサルタント)

Snowflake認定の取得は、キャリア上の目標や個人としての目標達成に非常に役立ちました。プロフェッショナルレベルでのキャリアアップだけでなく、エンジニアのチームを育成することにもつながりました。今では、Snowflakeクライアントの作業を担当するSnowPro認定取得者チームのリーダーを務めています。個人としてのキャリアアップだけでなく自社プラクティス開発の助けにもなっています。私たちは南フロリダを代表する企業であり、今後も拡張を続け、ここフロリダで大きな実績を残すことを目指しています。

Charlie Rosado(Slalom社、シニアプリンシパルデータエンジニア)

SnowPro認定の試験対策

SnowPro認定がなぜ価値があるのかを確認できたところで、SnowPro認定取得者にどのようにSnowflakeの試験対策を行ったかを聞いてみました。 

私は、Snowflakeの基本や根本的な概念をカバーしているSnowPro Core認定から始めました。業務で自信がついたら、より上位の認定に挑戦することをお勧めします。試験を受ける前に、Snowflakeでの実務経験を積んでおく必要があります。私が試験対策を開始したときには、既に充分な実務経験を積んでいたため、Snowflakeの内部構造について勉強しました。認定試験に対する準備が不十分な人は試験が非常に難しいと感じるかもしれませんが、Snowflakeと密接に関わってきた人にとっては簡単だと思います。 
Rajiv Gupta(Cognizant社、シニアアーキテクト)

受験可能なすべての認定試験を受けましょう。私が皆さんにお勧めするのは、学習ガイドを熟読し、万全な対策をするということです。気軽に考えてはいけません。学習ガイドを読み、何か疑問点があれば、ドキュメントで確認しましょう。Snowflakeが提供するドキュメントは素晴らしいものです。これを活用して、何度も何度も確認しましょう。曖昧な点があればハンズオンセッションや自身のSnowflakeアカウントを通じて実際に試してみるようにしましょう。

Florian Fischer(Initions社、ビジネスインテリジェンスソリューションコンサルタント)

Snowflakeに関して私が非常に気に入っている点が、Snowflake上で公開されているドキュメントと公式学習ガイドです。これらの資料では、チュートリアル、クイックスタートガイド、ベストプラクティス、さらにSnowflakeの使用において考慮すべき点などが非常に体系的に網羅されています。認定に有効期限があり、再取得が必要な点も気に入っています。なぜなら、新しい機能が開発されSnowflakeカスタマーに一般提供されていくからです。最新のSnowflakeスキルセットを有していることを証明するために、このような新機能に関する対策も必要であることを覚えておいてください。

    — Mostafa Ghazi(ARC社、ソリューションアーキテクト)

認定試験を受けようと考えている人は、まだ試験勉強を始めたばかりであっても、少なくともSnowPro認定の学習ガイドは熟読しておくことをお勧めします。新製品について学ぶことは非常に難しい場合があり、どこから始めたらよいかわからないときがあります。その点で、SnowPro Core認定試験や学習ガイドは、素晴らしいツールとなります。
Tobias Krueger(Initions社、ビジネスインテリジェンスコンサルタント)

私たちは、#SnowPro認定取得者がSnowflakeについて非常に熱心に取り組み、認定を受けたことが彼らのパーソナルジャーニーの助けとなったことを大変嬉しく思っています。あなたも興味がありますか?認定取得に向けたSnowPro取得へのステップをご覧いただき、今すぐ始めましょう。