注:本記事は(2021年9月20日)に公開された(Snowflake Expands Professional Services Capabilities in Support of the Financial Services Data Cloud)を翻訳して公開したものです。

今週初めに開催された金融サービスデータサミットにおいて、Snowflakeは金融サービスデータクラウドを補完するプロフェッショナルサービス機能の拡大について発表しました。これらの機能は、データクラウドのデプロイメントフレームワークを主体とするものであり、金融カスタマー固有のニーズに対応します。

Snowflakeデータクラウドのデプロイメントフレームワークは、下記の主要原則を基礎としています。

  • データのサイロを解消し、エンタープライズとローカルのデータ資産をしっかりと管理する
  • ビジネスエンティティ全体でデータ資産の連携開発を可能にする
  • 事業分離に対応し、社内的な要件や規制要件を満たす
  • アジリティ、拡張性、管理しやすさを実現するために反復可能なパターンを提供する

これらの機能は、組織がデジタル化のどの段階にあっても、たとえばオンボーディングプロセスに着手したばかりでも、さまざまなデータソースをまとめ、規制報告を合理化するなど、より具体的な課題に焦点を当てている場合でも、組織に役立つようデザインされています。

私たちは、Snowflakeの熟練と専門的な業界知識を集結させ、サービスへの投資を強化し、セキュリティ、ガバナンス、イノベーションに関して、完全デジタル化事業のビジョンを推進できるようカスタマーを後押ししています。

Snowflakeのプロフェッショナルサービスチームは、BlackRockCapital OneS&P GlobalState Streetなどのカスタマーに比類ない水準の専門知識を提供することで、金融組織によるSnowflakeのデプロイが成功するよう支援しています。

カスタマーは当社のサービスから何を期待すればよいでしょうか。当社は一連のインタラクティブセッションを通じて準備度を評価し、段階ごとの実装計画を示したロードマップを作成し、カスタマイズされた実現計画を作成し提供するとともに、ソリューションの実装と展開を通じてカスタマーを導いています。

実行段階中、当社のチームはCDMCとアクセスコントロールのデプロイメントに関するガイダンスを提供し、Snowflakeデータマーケットプレイスとデータシェアリングのワークフローに関する助言を提供するほか、バッチおよびストリーミングによるデータロード作業、データガバナンスの問題、迅速な可視化のためのSnowsightでのダッシュボード作成などに関してサポートします。
金融サービスデータクラウドがいかに企業にとって最も大きな価値を推進するかについての詳細については、最近のSnowflake金融サービスデータサミットの録画をご覧ください。