注:本記事は(2022年1月11日)に公開された(Snowflake Ventures Invests in Collibra to Expand the Reach of Data Governance)を翻訳して公開したものです。

Snowflakeは、当社のデータクラウドプラットフォームにネイティブな強力なデータガバナンス機能を通じ、顧客によるデータの把握、保護、解放の実現を可能にしています。また、エコシステムパートナーと連携し、エンタープライズ顧客による組織のより幅広い人員に向けデータガバナンスの適用範囲の拡張をサポートしています。

属する業界や会社規模にかかわらず、すべての企業は、バーティカル、国、世界といったあらゆるレベルで拡張し続ける規制に対応するために、機密データをどのように管理するか、これまで以上に注意を払う必要に迫られています。

データの容量、形態、複雑性が飛躍的に増大する中、組織に課せられた課題は、急速に増加するプライバシーや規制の遵守に向けどのように対応していくかという点です。組織内のより幅広い人員や部署にデータガバナンス機能を拡張することで、リスク管理における責任の共有につながります。

Snowflake Venturesは本日、データガバナンスとデータカタログのリーディングカンパニーであるCollibraに対し、シリーズGラウンドでの投資を行ったことを発表しました。Collibraは最新の資金調達ラウンドで2億5000万ドルを調達し、評価額を52億5000万ドルに引き上げました。2008年にベルギーで設立されたCollibraは、現在1,000人以上の従業員を有しており、世界中に抱えるエンタープライズ顧客は550社を超えています。

CollibraはSnowflakeのElite(エリート)ステータスのパートナーであり、先日発足したデータガバナンス促進プログラムにも参加しています。このプログラムは、顧客にメリットをもたらすため、Snowflakeと協力して統合されたガバナンスソリューションを構築した一部の企業に焦点を当てた新しいプロジェクトです。

Snowflake Venturesは、最新のCollibraへの投資を通じ、データリネージやオブジェクトタギングに関連する製品レベルでのより深い統合を構築することで、パートナーシップのさらなる強化に努めています。これにより、組織は自社独自のタグを作成してデータオブジェクトとの関連付けることが可能になります。データスチュワードは、これらのタグを使用して機密データを追跡し、当該情報のライフサイクル全体における法令遵守を徹底することができます。同様に、SnowflakeにはCollibraのワークフローに密に統合した行アクセスポリシーとデータマスキング機能があり、権限を持つユーザーのみが機密データにアクセスできるよう徹底しています。

Snowflakeデータクラウドは、データ管理、ガバナンス、アクセスコントロール、監査のためのネイティブ機能を提供しています。Collibraでは、企業全体にこれらの機能を周知させることで、すべてのチームによる正確なデータへのアクセスを可能にしています。当社の組み込みデータガバナンス機能とCollibraとの密な統合により、Snowflakeは期待されている性能やセキュリティの高さにおいて妥協することなく、顧客による大規模なデータの容易なガバナンスを実現しています。

投資の枠組みに関する詳細については、こちらのSnowflake Venturesウェブサイトをご覧ください。