注:本記事は(2021年9月23日)に公開された(Snowflake Ventures Invests in Robling to Add More Retail Capabilities to the Data Cloud)を翻訳して公開したものです。

Snowflakeカスタマーのためにデータクラウドをさらに強化すべく、当社は業種別にデータクラウドの価値を高める大規模な取り組みに乗り出しました。その1つが小売です。カスタマーが実際の業務で感じるニーズに面倒な設定なしで対応できるよう、業種にフォーカスしたデータクラウドの構築に特に力を入れているということを意味しています。

小売業界は、分散されたデータセットを単一の統合されたデータモデルにシームレスに統合することに関して、長年にわたり苦労してきました。これまでは、データ入力、フィールド、列、メタデータの不整合に対処しながら、スプレッドシートを使用してデータを手動でまとめる必要がありました。POS、Eコマース、商品化計画、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンス、または財務データなど、小売企業は自社のビジネスやカスタマーの購買行動に関して、本当の意味でオムニチャネル的に把握できるよう、さまざまな取り組みを行ってきました。

本日は、Snowflake Ventures初の業種に特化した投資先として、Robling社が選出されたことを発表します。同社は、Snowflakeデータクラウド上に小売専用のデータモデルを構築し、提供している企業です。

Snowflakeは常に、各業種の専門企業とのパートナーシップを通じて、カスタマーに最適なセットアップとインフラストラクチャを提供し、業界固有のペルソナに対応したデータソースマッピングを支援したいと考えています。Robling社は、クラス最高の小売データモデルですでに実績があり、Snowflakeの小売/消費財カスタマーに価値を提供しています。Robling社のチームは、小売データの統合に伴う問題解決に関して、何十年にもわたって深い専門知識を培ってきました。

小売業者は、新型コロナウイルスのパンデミックに起因する全サプライチェーンの混乱の中で、さらに迅速な行動が求められています。小売業者では、チャネル全体のデータの調和を実現するデータモデルへのアクセスがこれまで以上に必要とされており、結果としてクラウドベースの統合型レポート作成への移行が加速しています。これこそ、Robling小売データモデルがSnowflakeデータクラウドとタッグを組んで提供するものです。

Snowflakeの投資の枠組みに関する詳細については、こちらよりSnowflake Venturesウェブサイトをご覧ください。