注:本記事は(2021年12月21日)に公開された(New Year, New UI: Get Started in Snowsight)を翻訳して公開したものです。

古いものを捨て、新しいものを採り入れましょう!Snowflake®の新しいインターフェース、Snowsight®をまだ試していない方は、新しい年が始まったこの機会にぜひ使用してみてください。数分間を費やして公開プレビュー中の新機能やエクスペリエンスを知ることで2022年の成功につなげましょう。コンソールのメニューバーの上部に表示されるSnowsightボタンから移動できます。

このSnowflakeの新しいUIは、「お客様を第一に考える」という私たちの製品哲学を踏襲するものとなっています。私たちは膨大な時間を費やし、顧客と話しあい、製品の使用法を観察してきました。これらの更新により、協働の効率化、作業の迅速化、エラーの低減といった業務の改善を実現します。私たちはまず、SQLオートコンプリートとシンプルなデータ可視化による、クエリの実行やデータアナリティクスの簡略化に取り組みました。Snowflakeデータマーケットプレイスは、新しいエクスペリエンスデザインに特化して立ち上げられたものです。クエリ履歴内のクエリプロファイルアナライザーといった重要なツールを改良し、さらに、役割やアクセスを理解し使用状況のモニタリングをサポートするために、ノーコード管理機能をリリースしました。

今回は、新しいUIに移行した際に利用できる独自のメリットをいくつか紹介します。新たなUIは、最新のSnowflake機能と連携する主なインターフェースとなる予定です。ぜひこの機会に新しいUIに慣れ親しんでいただけたらと思います。

コストの把握と監視

Snowflake使用状況タブに移動すると、Snowflake内で使用量を監視することができます(現時点のビューはクレジットを表示)。組織レベルでの使用量を確認したり、特定のアカウントやウェアハウスだけでなく、クエリレベルでの詳細を表示することも可能です。リソースモニターを追加すると、重要なしきい値に近づいたときにアラートを送信し、必要に応じて使用を停止することができます。

組織内外のデータの検索および接続

Snowflakeは、それが組織内部にあるか外部にあるかにかかわらず、必要とするデータへの適切かつ安全なアクセスを実現します。Snowflakeデータマーケットプレイスに格納されている何百というデータから組織独自の内部データまで、複数のデータセットにまたがり、データを迅速に検索し分析を開始します。さらに、まもなくアカウント内のすべてのデータを検索できるようになる予定です(現在はプライベートプレビュー段階)。

データ準備および分析の高速化

[動画から変換したGIF画像]

Snowflakeワークシートによりクエリの実行がさらに簡単になりました。フォルダ機能は、以前の作業の追跡を容易にしますが、今後は、現在のワークシートを離れることなく以前のSQLクエリを検索できるようになるため、既存の検索結果を見つけ、再利用することもできます(現在はプライベートプレビュー段階)。さらに、慣れ親しんだSQLオートコンプリートや自動的に計算されたヒストグラム、合計、平均などにより、時間の短縮も実現します。

迅速な結果の可視化、ダッシュボードの試験運用、チーム内でのインサイトの共有

[動画から変換したGIF画像]

データの探索や可視化を素早く行うために、毎回別のツールにログインする必要がありません。ワークシート内でデータの可視化して、そのグラフをダッシュボードに追加し、そのダッシュボードをチームで共有して知見やインサイトについてやり取りする、といったことが簡単に実行できます。

役割についての理解を深めリレーションシップやアクセスをマッピング

[動画から変換したGIF画像]

役割が組織内でどのような関わりを持っているか理解する必要がありますか?アカウント内の役割タブは、組織における役割の階層を表示します。管理者はそれぞれのアカウントを監査し、階層を容易に移動して役割に付与された特定の権限を閲覧し、正しいユーザーにのみ役割が割り当てられていることを確認することで、アクセス制御が最適なものであることを確認します。また、アナリストが、自身の階層に対する理解を深め、必要なアクセスを保有しているかを確認することもできます。

クエリの分析とプロファイリングを簡単に

[動画から変換したGIF画像]

新しいUIではクエリパフォーマンス調査が簡素化されているため、クエリの分析やプロファイリングを簡単に実行できるようになっています。クエリ履歴をフィルタリングして関心のあるクエリを検索します。必要に応じて、クエリプロファイルを探索してクエリ実行の詳細を分析し、問題を解決することもできます。

開始方法

準備ができたら、クラシックコンソールにあるSnowsightボタンをクリックするだけで始めることができます。

次回から新しいUIに直接移動できるように、https://app.snowflake.comをブックマークしておきましょう。

実際に稼働している新しいUIを確認したい場合、「Snowflakeとは」のデモをご覧ください。データの読み込み、コンピュートのスケーリング、ダッシュボードの可視化、データシェアリングの使用、などの方法を簡単に紹介しています。

新年のご挨拶と共に、新しいUIを皆様に!