注:本記事は(2014年10月27日)に公開された(Behind the Snowflake Name)を翻訳して公開したものです。

当チームが最もよく受ける質問の1つは「なぜ『Snowflake』という社名に決めたのですか?」という問いです。

マーケティング部門では然るべき回答が用意されていると思いますが、ここでは私なりにリアルなストーリーをご紹介したいと思います。「Snowflake」(雪の結晶)という名前が当社にふさわしい理由はいくつかあります。

  • 雪の結晶は「雲(クラウド)で生まれます。根幹部分からクラウドに最適化してつくられたデータウェアハウスにとって、これは非常に重要なポイントです。
  • 雪が好きな人間が集まっています。創設チームのほぼ全員、そして最初に出資してくれた投資家まで、冬山で過ごすのが大好きです。私はスキーに挑戦するようこの面々に説き伏せられたほどです(しかも初日に初心者の私が最難関のコースに連れて行かれました)。
  • 雪の結晶はどれ一つとして同じ形がありません。Snowflakeアーキテクチャが持つ大きな魅力の一つは、お客様のニーズに合わせて必要数の「仮想ウェアハウス」をすべて単一のシステム内に持ち、各ウェアハウスがお客様ごとに異なるユーザー層とワークロード一式に固有のニーズを過不足なく満たす最適なリソースを備えているという点です。

しかも「Snowflake」には、データウェアハウスの仕組みに通じる意味もあります。1組のファクトテーブル群を取り囲むようにして複数のディメンションテーブルが接続されたデータウェアハウススキーマは「Snowflake」(スノーフレイク)形式といい、Snowflakeがサポートしているデータアーキテクチャの1つです。

残りのストーリーは推して知るべしです。

Marcin